◇◆このパンが何のパンなのかは僕は知らないし
食べた両親に聞こうとも思わない◇◆
もう、5年くらい前になるのでしょうか。
表題をテーマにして、何かを考えていた時期が
あります。本当にこんな食事が食べたかったのか
小説めいたものを書きたかったのかは、よく覚えて
いません。当時は日記をつけてはいませんでした。
この人物は何食わぬ顔で、こんなことまでしている
のにとか、でも食事はリッチに、きれいな奥さんと
取っているとか、その頃の僕は恋人がいませんでしたので
もしかしたら、ヒガミが元で何かを考えていたのかも
しれませんね。
パンが二個で、ミルクティーかバニラミルクティ
なのかなとか、ちょっとしたハンバーグがあったりとか
西洋風なのですよね。まあ、名前からして日本的では
ないですけれど。
現在の僕は毎朝、分厚い食パンにバターと砂糖を
たっぷりつけて食べます。コーヒーを二杯飲んだり
(アイスとホットの両方です)、冷たい牛乳を少しだけ
飲んだりして、『ポットンカフェの食事』だなんて、
あこがれの対象ではなくなってしまったのでしょうね。
さびしさとか、豊かになったなとか、おセンチになる
自分もいることはいます。でも、慣れるってこういうこと
なのでしょうね。