富田林『寺内町(じないまち)』を散策する

(%緑点%) 「平城遷都1300年記念特別講座」の課外ウォーキングとして、”南河内を散策する”(第1回)を、6月11日(金)に行いました。

*右の写真は、富田林・寺内町の歴史ある美しい町並みです。
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(%エンピツ%) ”南河内を散策する”(第1回・富田林「寺内町」)
・日時:6月11日(金)am10時〜12時 (天候:晴れ)
・集合:近鉄長野線「富田林駅」9時30分

コース:じないまち交流館(歴史講話)→寺内町の散策(興正院別院・奥谷家・越井家・橋本家・田守家・葛原家・じないまち展望広場など)→旧杉山家住宅(重要文化財)

・参加者:21名(女性5名、男性16名)
・ボランティアガイド:2名(大橋さん、小田さん(女性))(富田林寺内町ボランティアガイドの会)
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*右の写真は、興正院別院です。永禄初年(1558年〜1561年)に京都興正寺の証秀(しょうしゅう)上人がこの地を訪れ、4ヶ村8人の有力者を集め、「興正院別院」を建立し、8人衆の合議制のもとに御坊を中心として”まちづくり”が行われました。.
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(%エンピツ%) 寺内町の案内
寺内町とは・・・中世後期、浄土真宗本願寺派などの寺院の境内に発達した集落をいいます。寺院を中心に堀や土塁で防御した町でもあります。
富田林・寺内町・・・江戸時代には、近くを流れる石川、東高野街道、千早街道の交差する要の地域で、酒造業・油屋・材木商などの商業の地として大いに発展しました。(6筋7町で、東西約400m、南北350mの広さ。国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定)
「あてまげ」、「背割り水路」、「虫籠窓(むしこまど)」、「煙り出し」、「格子戸」など、江戸時代の身分制度、本家と分家を見分ける水路、戦乱をさける道筋など、いきいきと江戸時代がよみがえってきます。
・旧杉山家住宅・・・重要文化財。代々造り酒屋で、最盛期には70名の使用人。

*ボランティアガイドによる解説付き見学は、時代背景などがよくわかり、おすすめです。ガイドの大橋さん小田さん、ありがとうございました。