6月も終わりに近づきました。梅雨最盛期で学院にもあちこちに紫陽花が咲いています。
7月始めの実習計画書最終提出日を控え、計画書の相談や書き直しが佳境に入っています。もう既に実習事前訪問を済ませた方もおられると思います。
先日、現場実習公的扶助クラスで、前嶋先生のピンチヒッターを勤めました。いつもこの時期、実習前のSSTをお願いされているのですが、今年は、コミュニケーションラボを使って、事前訪問場面のロールプレイングを実施しました。
一人が現場のスーパーバイザー役となり「どうしてこの領域で実習をしたいと思ったのか」「実習の中で具体的にどんなことをしたいのか」という二つの質問をして、もう一人が実習生としてそれに答える場面を録画し、みんなでフィードバックするというものでした。
実習生役(といってもこれは本人ですが…)は、みんな緊張、手に汗握り…手許に計画書をおいて半ば読み上げ。言葉がこなれていないので、なんか自然じゃないなという印象でした。
あんまりモタモタするのは良くないかもしれないけれど、だからと言って立て板に水のように、自分の実習計画が話せる必要はないと思います。覚えて来た言葉をテープのように繰り返すのではなく、多少ひっかかっても自分の言葉で語れること、自分の思いを伝えること、大切なのは伝える(聞いてもらう…ではなく)ということだと思います。
始めは誰でも緊張するし、失敗もあります。経験してなんぼ…です。この夏の実習生の皆さんの健闘をお祈りしています。
連日の夜更かしで寝不足の実践教育支援室室長 EK