供用開始まであとわずかとなった、工事中の餘部新橋を歩く地域限定イベント、その2をどうぞ。
こちらの写真は、餘部駅の少し上に位置する撮影スポットから撮った写真です。現在の鉄橋と新橋が並んでます。
新橋まんなか辺りから、餘部駅側を撮影。背の高いのは風速計ですね。
昭和61年の大事故から20年以上が過ぎました。もうあのような惨事があってはなりません。安全安心な運行をお願いしますね。
さて工事中の先端近くまで到達。(%笑う男%)(%音符1%)
やはり、下から見たようにくにゃっとS字カーブを描いています(!?)
写真中央の新しい風速計の左手にトンネルが見えます。新橋の左に見える鉄橋の軌道が山をぶち抜いています。新しいトンネルらしきモノも見えませんが・・・。
新しく作ったS字の橋の向こう側は、山・・・・・ですよ? (%ショボ男%)(%ショボ男%)(%ショボ男%)
説明しましょう。(%ニヤ男%)(%ニヤ女%)
その1:新旧両線の間隔は7mとして、現在の鉄橋の南側に新橋を施工。まず橋脚をたてて、そこから段々と横に張り出していく感じで伸ばしていきます。東側の橋桁はS字に作っておきます。(この時点で隣の橋脚から張り出してきた橋桁とは繋がず、スキマを開けておきます)(%ニヤ男%)(%ニヤ女%)
その2:既設鉄橋を撤去します。S字橋桁を、橋脚上で約4m北側(鉄橋があった方)に横異動します。(%ショック男%)(%ショック女%)
その3:S字橋桁を約5度回転させます。(%痛い男%)(%痛い女%) あらら、S字橋桁の端っこがいい塩梅にトンネル部分にどんぴしゃり。西側の橋脚とも角度がいい感じに。(%ニコ男%)(%ニコ女%)
その4:西側の橋脚とのスキマをうめて完成!!(%笑う男%)(%笑う女%)
パンフレットから手書き説明図を作ってみましたが、おわかりになるでしょうか・・・・(汗)
しかし、そんな工事が可能なのでしょうか(@_@)
非常に興味深いところです。4m水平移動、5度回転!!
それを地上40mの高さでやるんですよ!
工事の具合を空から眺めてみたいですねー。そんな感じで貴重な体験、「餘部新橋ウォーク」でした。
この後、希望者は、あたらしく開通しました『「余部・鎧たかのすの森」里山遊歩道ウォーク』です。
餘部駅の細長いホームで列車を待ちます。狭いホームにヒト・ヒトでした。
「余部・鎧たかのすの森」里山遊歩道ウォーク編に つづく
くろ
PS もうすぐ鉄橋ともお別れです。あなたなりのラストランを体験しませんか?
明日の余部を創る会がラストランイベントを提案されています。
詳細は香美町HP 当ブログのイベント案内