日 時 平成22年7月8日(木)
場 所 宝塚医療会館
講 師 芦田貴司氏(歯科医師会)・鈴木亮氏(薬剤師会)
『8020』とは、「80歳になっても、自分の歯を20本以上
保ちましょう。」という意味で、昭和62年の調査では達成者
がたった7%だったのが、平成19年ではこれが何と25%
まで伸長したそうです。
今までの歯科治療と言いますと、「虫歯治療・歯周病治療
・抜歯・義歯(入れ歯)の作製・インプラント治療(人工的な歯を作る)・歯科矯正治療」等でしたが、最近はこれに加えて「審美歯科・口臭予防・口腔乾燥症・口腔ケア〜スポーツ歯学」まで、幅広くなってきているようです。
特に高齢化社会を背景に、要介護者のケアを歯科医師と歯科衛生士が居宅や施設を訪問し、また各主治医とも連携しながら全身状態を考慮して行っています。
後半は「くすりのお話し」で、薬の開発は「基礎研究(2〜3年)
→動物実験(3〜5年)→臨床実験(3〜7年)→承認申請・
審査(1〜2年)」のプロセスで行われ、開発費用もものにも
よりますが、一説には500億円とも言われています。
なお薬は、「決まった時間にのむ・服用量を守る・定められた
分量をのむ・他人からはもらわない」等を遵守するようにとの
注意も受けました。