認知症予防ネット下関 誕生おめでとうございます!
下関市は人口 286,166人(平成22年6月末日現在)と言われています。本州の西の玄関口なので、戦前の子どもたちの間では“バナナの叩き売り”や関門連絡船の乗り換え場所として有名でした。
往時の平均寿命50歳時代から現代の平均寿命80歳に、時代は変化しました。この変化に確実に対応して、新しく“認知症予防ネット下関”が、今年平成22年6月26日に誕生したのです。
ご同慶の至りです。
もともと下関には、とても活発な運動体として、“高齢社会をよくする下関女性の会(ホーモイ*)”という団体があり、「よくする」という名に恥じない行動的な運動を展開してこられました。
その中でも、時代の先取りよろしく、認知症予防スリーA方式を学ばれた「ホーモイ」の田中隆子代表が、これからの時代を展望して、下関にも超高齢社会の要請に応え得る認知症予防教室を実施しなければと思いたたれたのが源となりました。(*「ホーモイ」とはエスペラント語で、「人間たち(人々)」の意味)
シンポジウム、講演会、スリーA方式認知症予防ゲームインストラクター養成講座、ミスター介護保険こと元厚労省ご出身の山崎史郎氏と下関市長との講演・鼎談会などで市民の啓発事業を重ねられました。そうして五者**連絡会なども開き、さまざまな過程を一段ずつ踏みかためて、ついに“認知症予防ネット下関”が誕生したのです。実績が基礎にあるので、教室の実現遠からじと期待できます。(**五者=下関市社会福祉協議会、下関市、家族の会、下関市介護支援連絡協議会、ホーモイの5団体)
高い成果をあげているスリーA方式が、下関でも成果を上げられるように、なにかお手伝いできることがあれば、全力をあげて応援したいと思います。
日本中、津々浦々にスリーAの楽しく予防できる独特な脳活性化ゲームで、認知症を食い止めよう、発病しても軽度のうちに引き戻そう、発病の先送り、数年たりとも予防しよう、と手をつないで呼びかけをさらに広げたいと思います。
皆様もどうぞこの運動にご参加ください。応援してください。
(高林実結樹)