羽曳野市『古市古墳群』を散策する

(%紫点%) 「平城遷都1300年記念特別講座」の課外ウォーキングとして、”南河内を散策する”(第4回)を7月23日(金)に行いました。

*右の写真は、ボランティアガイドの引率で、応神陵古墳を見学しているところです。(巨大な古墳にビックリ!。 ”百聞は一見に如かず”
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(%エンピツ%) ”南河内を散策する”(第4回 羽曳野市「古市古墳群」)
・日時:7月23日(金)am9時半〜11時半
・集合:近鉄南大阪線「古市(ふるいち)駅」9時30分
・天候:晴れ([猛暑]でした!!。朝の9時には、すでに30℃を越える)
・参加者:23名(女性5名、男性18名)
・ボランティアガイド:(3名) フィールドミュージアムトーク史遊会

・コース:古市駅 → 白鳥(しらとり)神社 → 誉田(こんだ)八幡宮 → 応神陵古墳 → 羽曳野市役所 → 古市駅 (猛暑のため、コースを短縮しました)
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*右の資料は、 「古市古墳群分布図」 (編集・発行: 古市古墳群世界文化遺産登録推進連絡会議)です。
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(%ノート%) 「古市古墳群」について
羽曳野市から藤井寺市にかけて、巨大な前方後円墳が集中して造られた東西3.5km、南北4kmのエリアを古市古墳群と呼んでいます。
・古市古墳群は墳丘長200mを越える7基の巨大古墳を含む前方後円墳30、方墳52、円墳37、墳形不明8・・・合計127基の古墳で構成されています(しかし、墳丘が現存する古墳は44基に過ぎません)。この古墳群は、4世紀の後半から6世紀中葉の約150年間に形成されました。
応神陵古墳(日本最大の体積をほこる前方後円墳)・・・墳丘長425mで、仁徳陵古墳(475m)についで2番目の大きさ。表面積や体積では仁徳陵を上回り、全国一の巨大古墳です。造営時期は5世紀前半と思われます。
・堺市の百舌鳥古墳群と連携して、「世界文化遺産登録」を目指しています。
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*右の写真は、羽曳野市役所の屋上からみえる古墳の説明を聞いているところです。
(市役所の屋上は、一般には開放されていません。ボランティアガイド団体が窓口となり、許可をえて、見学しました。)
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(%緑点%) 羽曳野市 ・・・大阪府の東南部に位置し、金剛・生駒山系の山並みを仰ぎ、石川が緩やかに流れる水と緑に恵まれた自然豊かなところです。二上山をはさんで古代の都であった大和(奈良県)と接しているところから、古くから大陸と都を結ぶルートとして、重要な地域となっていました。

*ボランティアガイド(池田さん、箸方さん、梶川さん 3名)の引率により、猛暑のなか、無事に散策することが出来ました。ガイドの皆様、本当にありがとうございました。