働く場でのあれこれ

◇◆人間が繋がりあうこと 働く場は最高のプレイス◇◆

前回の続きにも繋がることなので、この話題で
書き進めたいと思います。以前、ある教養書で
男は仕事場にSEXの相手をさがすために
出掛けていると書いてありました。

ということは、仕事がデキるということは、
女性にたいして、最高のSEXアピールになると
いうことなのでしょうか。

うーん、そういう人たちもいるのでしょうね。
また、そういう考え方そのものを否定は
しません。その人たち(女性も含め)の
考え方次第でしょう。

別に仕事が出来ること—女性にモテるということ
自体が悪いことなんかではないでしょう。
たとえば、子どもの頃、かけっこがはやい男子が
モテたりしたでしょう。デキるという基準が
大人になるにつれ、変化していくのでしょうか。

そのために、勉強なんかを頑張って(高学歴を
身につけたり、出世したりして)女性に
モテたいと考えること自体、あり得る発想だと
思いますし、動機としてもっともだと思いますよね。

僕なんかは高卒だし、仕事もデキないわけですから
女性にモテるというポジションには居づらいですよね。
居れるわけがない。でもたとえば、同僚の女性に
「松尾さん、ガンバ!」みたいに声を掛けてもらったり、
すごく親切にしてくれる女性の同僚がいたり、いわゆる正攻法な
社会的基準を持ってすれば、モテるわけがないのに
(この言葉を使いたかった!)どの女性からも
まったく相手にされないわけではない。

独身貴族を楽しめるわけではないけど、
まったく女性の気配がなくて、(家にいることも
多いわけだから)、自宅でジメーっとしているわけでもない。

ここで仕事の話に戻ります。先ほど、職場で女性に
励まされることがあると書きましたが、そんなことが
あるのが仕事場。仕事っていうのは、全てではないの
だけれど、生きていくうえで大切な要素ですよね。

学校でも励まされることはありますが、職場では少し
違うというか、もっと好き嫌いがはっきりしている。
してもいい。道徳観は関係ない。それは大人同士だから。
露骨にいじめたりはしなかったとしても
嫌いな人間とはなるべく関わらなくてもいい。
自分の仕事さえ、しっかりとしていればです。

前回、人間への評価は、やさしさとかより、仕事が
出来ることと書きましたが、社・職員としての評価であって、
人間の評価基準は、案外とやさしさであったり、
何かを感じること(感受性)であったり、
ルックス(清潔感を含め)であったりする。

僕は見た目はよくないですが、やさしさとか、
感受性が強かったりする。その部分を評価してくれる
女性もいてくれるのですね。ある方の言葉で
会社(仕事場)には、正義を行う神がいるというのですが、
そうですよね。いますよね。人間性のかたまりの
神がいますよね。

人間性のかたまりの神は己と他人を垣間見ながら
行動している様子。一方、人間は人間をみて判断する。
それも、自分の価値観によってです。
そう、子どもではないのですね。判断基準が、
仕事が出来るからとか、学歴が高いからとか
それも重要な判断基準になるのだけれど、
それだけでは、人は人をみない。

以前、このブログで、同僚にやさしい自分は、
仲間の信頼・やさしさを得ることができると
書きましたが、そのとおりなのですね。
人間は、見た目(ルックス・学歴・仕事が出来る)の
この部分だけでは、人への判断を決めないのですね。

同性にとっては、マイナス基準にしかならない部分でも
異性にとっては違っていたりする。それを感じられるのが
働くということ、大人たちが働く職場なのですね。

世の中の面白味が詰まっている働く場、
そこではやっぱりあれこれとあり、
だから人間として成長できる、賃金をもらい
真剣に業務し、その中でこそ得られる同僚の
共通・すり合わせる意識。そして賃金を得ることで
成長する部分もたくさんある。

学校ではないし、サークルでもない、
働く場で知り合い、結婚するというケースが
やっぱり一番多いのも、ちゃんと理由があるから
ではないでしょうか…?