8/10、昨年度にふるさと自立計画推進モデル事業に取り組んだ丹波市青垣町の神楽(しぐら)地区に行ってきました。(%左足%)
実は神楽は従来からむらづくりの活動が非常に盛ん。H15からは「加古川源流の里」づくりとして、1950年頃の美しい森・清らかな川・にぎやかな里の再生を目指した取組を行ってきました。そのほかにも、定住化を視野に入れた都市住民の受入などにも取組んできました。(%とんかち%)そんな活動を、一度整理して見直し、あらたにとりまとめたのが「神楽生活環境地域博物館(エコミュージアム)構想」(ふるさと自立計画)です。(%笑う男%)(%笑う男%)
青垣町に入ってR427を西に進むと、空からパラグライダーが降りてきました。(%ショック男%)きっと気持ちいいんでしょうね。ま、怖くて私にはできませんが・・・(汗)。
青垣はスカイスポーツのメッカなんですね。
文室(ふむろ)集落にある神楽の郷交流センターにて、H22取組の状況報告を受け、こちらからは新年度の支援メニューなどを再説明し、これからの進め方を協議します。
お話をうかがいますと、かなり取組が進んでいます。(%ショック男%)(%ショック男%)
新たな体制づくり、しっかりとした生業環境づくり、生活環境地域博物館構想の地ならし(集落単位のWS)etc・・・。
8月までこちらも忙しくてお邪魔する機会も無かったのですが、今日、話を聞いてみてびっくり。 今後、またいろんな会合にも寄せてもらいますねー。
目が離せない「神楽(しぐら)」地域です。
こちらの写真は高源寺の手前。桧倉集落はなんといっても高源寺のもみじが有名。
境内にある数百本ものもみじが色づく11月頃には大勢の観光客で賑わうそうです。
これはまたちょっと趣のあるY字路。
別れ際にあるおじぞうさんがいいですね。
画面右に進むと小稗(こびえ)、左(直進)は大稗(おびえ)集落です。
大名草(おなざ)集落にはあまご村もあります。この日は家族連れでにぎわっていました。(%笑う男%)(%笑う女%
しかし、それぞれ個性的な集落名ですね。そうそう、HP「ネットワーク 神楽の郷」に興味深い話が載っていました。私のつたない話よりもよっぽど良さそうですので紹介します。(HPネットワーク 神楽の郷 新・田舎暮らしの提案 より)
〜〜■個性豊かな穀倉の地=「神楽」の里
丹波国氷上郡十七郷のひとつ佐治郷「神楽」の里は、丹波の国見山である粟鹿山の山麓部に位置する加古川源流の里である。
三国岳をはじめとする青き山々に囲まれた神楽は、東の佐治に向かう加古川に沿って一筋伸びた神楽谷のみ平地があるに過ぎない。その神楽谷に沿って形成された播磨街道は、中世には但馬の山名宗全が京をうかがうルートとなり、江戸期には、生野銀の搬送ルートとして活況を呈し、今日の集落形成の要因となった。
古来から神楽では、食用となる植物=稲、稗、粟、黍等 を「名草」と称した。稲や稗のできる谷筋が大稗(おびえ)、小稗(こびえ)、稲土(いなづち)の地名となり、特に作物のできる地を大名草(おなざ)と称したように神楽は青垣の穀倉地帯でもある。特にその味覚は有名である。大稗は楮栽培による大稗紙の里としても知られ、天目楓の名所高源寺が位置する木地氏の里「檜倉(ひのくら)」をはじめ、氷室が語源の陽光の避暑地「文室(ふむろ)」、養蚕の里「惣持(そうじ)」といったようにそれぞれの谷筋ごとに個性的な集落を形成してきた。
特に現在も継承されている稲土川流域の集落景観の美しさは、特筆に価する。その環境の質と里の情景は丹波を代表するといってもよく、清浄で青き山並みに囲まれた美しい農村風景は、日本のふるさとの原風景として多自然居住地にふさわしい静かで、清く、美しい豊穣な資質を備えている。 〜〜
今後も神楽のHotな情報をお伝えします。(%ニコ男%)(%ひよこ%)(%ニコ女%)
くろ