映画試写会「オカンの嫁入り」

今回のブログは人間行動科学研究会としては珍しく、ミュージカル「エリザベート」以来の2回目の芸能ネタです。

先週8月13日、角川映画「オカンの嫁入り」の試写会に行って来ました。
試写会場は角川映画関西支社内に作られた立派な試写室です。定員は約30人、座席は映画館の椅子とは違って応接室のソファといった感じでゆったりと座れます。

招待を受けたのはマスコミ関係者だけですが、私はこの映画の主演女優「宮崎あおい」さんの事務所から招待を頂きました。宮崎あおいさんの事務所とはヒラタオフィスで、20年以上のお付き合いです。

招待してくださった平田崑さん(ヒラタオフィス顧問)は私の大先輩であり、CFや番組制作をしていた当時のクリエーティブ分野の師匠なのです。平田さんとはある女優さんの海外取材で、バリ島(インドネシア)に1週間ほど一緒に行ったこともあります。

さて、映画の内容ですが・・・
ずっと長い間、母(大竹しのぶ)ひとり、子(宮崎あおい)ひとりで生活してきた森井家に、ある日の深夜、母・陽子が酔っ払って若い金髪の男を連れて帰ってくる。寝ていた娘の月子をたたき起こすと・・・
「おかあさん、この人と結婚することにしたから」
突然の出来事に月子は陽子の態度が許せず、家を飛び出してしまう。

・・・と言う内容で、今では決して珍しくはない親子間の問題を、主演の宮崎さんは娘の心理描写をみごとに演じきっています。親子の年齢は別にして、同じような状況にある方には一見の価値ありで、互いの距離を縮める何かのきっかけが見つかるかも知れません。

宮崎あおいさんのテレビ出演はNHK連続テレビ小説『純情きらり』主演(2006年)とNHK大河ドラマ『篤姫』主演(2008年)、それにNTV24時間テレビスペシャルドラマ(2004年)の僅か3本ですが、NHKの2作品の主演で女優としてのポジショニングを確立。そしてNHKに至るまでとその後は映画を中心に活動する珍しいタイプで、映画出演で築き上げたキャリアは今回の作品を入れて25本と言う超ベテラン女優です。現在契約中のCFが日本コカ・コーラ、三菱自動車、味の素、オリンパス、チョーヤ梅酒、アフラックなど10社に及ぶことも、彼女の人気の高さを表しています。

来月末に東京出張があり、招待を頂いたヒラタオフィスに訪問し、顧問の平田崑さんともお会いする予定です。