食・農・健康・環境の Bio Village (丹波篠山ふるさとけんこう村)の提案

食・農・健康・環境の Bio Village (丹波篠山ふるさとけんこう村)構想の提案

私はほんとうの意味でのふるさとを持たない人でした。

母方は京都ですので小さい子供のころ、夏休みなどは叔母のとこでいとこたちと地蔵

盆に行った懐かしい思い出があります。でも京都の都心でしたので自然と触れ合うとい

う意味での記憶がありませんね。強いて言えば御所に遊びに行って水遊びをした思い

出はありますが。小学生の時、お友達の田舎の話を聞いてとてもうらやまく思ったもの

でした。この都会から近い丹波ささやまの里山をふるさとのない、あっても遠過ぎる方、

特に都会の子供たちに自然とのふれあいをそして日本の本来の人情味をあじわっても

らえるとこになればと願っています。自然が人間の心をいやしてくれると信じています。

さて、大阪の都会からここ丹波篠山に来て、本当に自然が豊かな里山は都会人から見

ると宝の山のように思います。この宝を何とか都市と農村の交流で活かして活きたいと

願っていますし、これからは地域の時代だとこころから思っています。

ですが微力な私には、このところいろいろと思い悩むことが多くなりました。

どうすれば地域の方とご一緒に歩んでいけるのか、

またどうすれば地域に受け入れられて喜んでいただけるのか、

よそ者呼ばれ迄して何をしようとしているのか、

時々途方に暮れてしまいます。こちらの方とお話ししているとなんか大きな壁にぶっつ

かってしまっているような思いに駆られて、いったい私は何をしようとしているのか?

自分でもわからなくなり落ち込む時が増えてきました。

ちょっと夏の疲れが出ているのかもしれませんね。

困難、試練に合えばあうはど燃えるタイプと自負していますので、

大げさではなくいのちのある限り、前向きに一歩一歩少しずつ歩んでいこうと思ってい

ます。

さて本題に入ります、

都市住民の田舎暮らしの願望や若い層の農業熱の高まりは世論等で明らかであり、

都市住民のニーズを実現し、また農村においても都市と農村が連携して目標である地

域活性化を達成するための協働や取組が必要で、推進するには都市と農村の交流の

新ビジネス、6次産業化(生産・加工・流通販売等)のサービス業(直販売所・農家レス

トラン等)が急がれのではないでしょうか。

10年ほど前に行ったフランスでの体験を思い出して「ビオ」を高く掲げて参ります。

ビオとは、体に良いもの、無添加、生命(いのち)、を意味します。このコンセプトをどの

ように表現し、行動を伴っていくかは皆さんとともに作り上げていきたく思っています。

ぜひお力添えを何卒よろしくお願いします。