認知症予防ゲームのリーダー養成ミニ講座

認知症予防スリーAの創始者、増田末知子先生による静岡研修会の受講報告を、ブログに書いたのは9月です。
それにはこれからの決意として、3人でも5人でもよいから小さな所にでも出かけて行ってスリーAを広めたいと書きました。

すると、どうでしょう。宇治市や京田辺市、大阪の寝屋川市から、3人の方(内2人は静岡研修受講生)が
「スリーAの予防ゲームをリードできるように、具体的なことを習いたい」
と言ってこられたのです。早速、大久保地区で開催しているミニ教室に初めての方一人と、4人が10月10日から参加されました。
3人でも5人でもと覚悟した途端だったので、そのタイミングにちょっと驚きました。

幸運なことに大久保のミニ教室ではゲームを1時間で終了し、そのあと引き続いて1時間の講義が出来ることになりました。

このようなひょんなことで、リーダー養成の私塾のようなミニ講座が始まりました。小人数なので、講義内容を教科書のように書いて、輪読会形式で月に2回の頻度でミニ講座を始めました。
「5月の講演会でスリーAを初めて聞いた」という新人が、2回めから一人増えて5人になりました。小人数での輪読会形式は、膝突き合わせてという感じで、漏れなく伝わっているという手ごたえがあります。

5回シリーズ、実技を入れて全10時間の予定です。
ある程度人数を集めて行う講習会の場合には、広報をして予定人数の募集をして、会場を手はずしてと、大掛かりになりますが、期せずしてこのような小さなミニ講座が始まってみると、私塾のような形でもいいなと感じています。
途中参加の方や欠席も出るでしょうし、その点はミニ講座の強みで5回終了後に補修講座もできます。どういう形でも臨機応変、自由なスタイルでスリーAを広めたい、一歩進んで「広めてほしい」と願ってのことです。

(高林実結樹)