先日ボランティアを支援する場で男性と立ち話〜〜
男性:「不登校になる原因は何かと思われますか?」
私 :「私は親が大きく関係すると思います」と答えました。
男性:「そうですよね。親がやっぱり関係してますよ。特に母親が……」
この言葉で私はげんなりしました。
その理由はおわかりになりますか?
「子育ては母親の責任」と思っている社会があるということを感じたからです。
不登校に子どもがなると、自分を責めて、それだけでも苦しくなっているのが母親です。
それは障害や難病をもつお子さんを育てている方と、共通しているものです。
「自分を責める」——これをしないように、不登校をした先輩母は後輩たちとおしゃべりをして
気持ちをほぐすようにしています。
子どもは父親もいないと生まれてきません。
ましてシングルで子どもを必死で育てている方もいるなか、
一方的な見方、価値観で人を判断しないようにと再度考えさせられました。
2007年に、不登校をした親仲間の先輩グループ「明石不登校から考える会」が
メッセージ本を発行されました(写真参照)
当会も2011年2月下旬に、やはり当事者目線のメッセージ本を500部発行します。
助成金をゲットし、執筆者も30人以上お願いしています。
現在編集、校正中ですが、出来上がったら是非、読んでみてください。
不登校は子育ての失敗ではないですよ。
そして、この9月にひょうごセルフヘルプ支援センター10周年で読みあげられた
親の会の声明文が私たち母親の気持ちです。