11月8日(土)兵庫県太子町に行ってきました。太子町は、たつの市と姫路市の間にあります。誰もが外に出たくなる、そんな魅力的で温かい街づくりにする為には、何が課題で地元の皆さんが、どういう事に力を入れているかを県や市の方、地元の協議会の方と話し合う事ができました。
私は地元の調査員の方にバリヤフリーマップ作るためのアドバイスをさせていただく役目です。
一見、美しい建物に見えても階段の段差がわかりにくく危険な施設だったり、トイレやエレベーターなどのサインが全然無くて使いにくい施設がなんと多いことか。
これらはデザイン優先の建物で、機能が全く損なわれています。道路は歩き易いか、危ないところはないかも検証して行きます。
道路や建物などの施設も人が使うためのものです。設計者はいつのまにか作品、作品と言って、大事なことを忘れています。今回の調査でそれがよくわかりました。私も身に覚えがあるので気をつけないと・・・。
これらを検証する為に、いい事も、よくない事も検証して行きます。その責任を感じれば感じるほど、自分の気持ちの中で重く責任がのし掛かってきます。責任がのし掛かってくると楽しむ事も出来なくなるので意識して気を付けています。
明日(11/11)も依頼により追加調査をする事になったので再度太子町に行く事になりました。今回も一緒に歩く調査員の二人と楽しみながら仕事してこようと思います。
ユニバーサルデザインの調査ではいろんな所に行かせてもらって、いろんな方達と交流を持つ事ができました。本業の設計活動だけでなく、いろんな仕事に挑戦する事によって多くの事を学んでいます。ほんと関係者の皆さんに感謝です。
また一緒に活動した豊岡の調査員の方が就職できたという知らせが来ました。彼女はほんとに素直な人でした。一生懸命やってると、どっかで誰かが見ているものですね。
心から”おめでとう”です。
あなたも責任がのしかかって遊び心を忘れていませんか!(%音符2%)