・期 日 2010年11月28日(日)
・場 所 宝塚自然の家 松尾湿原
・参加者 総勢 37人
(一般参加者;4家族)
(宝塚市自然保護協会 他)
(宝塚エコネット;小川、山本、西川、能勢、川本、納田、安藤)
小春日和の下、宝塚市自然保護協会主催の「秋の里山楽校」が宝塚エコネットも協力して行われました。
一般の方々を含め総勢37人の参加で、午前中は松尾湿原での作業でした。
湿原の立派な案内板の前で足立先生の話の後、小川代表からエコネットの湿原保全(間伐、植物観察、草刈など)の話があり、参加者の方々は熱心に耳を傾けてくれていました。
その後、まず、本日の主な行事のノコギリ体験と年輪しらべのため、湿原奥の急な山道を小さい女の子も頑張って登り、皆さん間伐場所に到着。
木を切る前に小学生に木の高さと年輪の予想をして貰いました。その木を小学生の男女が代わる代わる力を合わせて根元太さ約20CMのヒノキを間伐しました。
・測量の結果、
木の高さは8メートル30センチで予想された子供のものがずばり当たりました。見事でした。
年輪は最高予想の70年をはるかに超え、約180年を数え、江戸幕末からここにあったこととなり、参加者一同ビックリでした。やはり高級建材のヒノキだけに年輪の間が大変狭く、硬い木であることが確認されました。それにしてもよく年輪を数えてものと皆感心しきり。
年輪観察の後、小学生が今度は親御さんと一緒にヒノキを五分割に切り分けたり枝払いをしたり、皆さん貴重なノコギリ体験に満足そうでした。
ノコギリ体験の後は、湿原の草刈組とネイチャクラフト組にそれぞれ別れ、エコネット班は数人の男の子と一緒にカマで湿原の枯れ草を刈りました。カマを使うのは初めてと見えて最初は大変危なっかしい感じでしたが、カマ使いも慣れた頃に昼食の時間となり、皆名残惜しそうでした。
男の子も女の子も大変積極的に頑張ってノコギリを引いてくれました。特に男の子はあきらめずに最後まで木を切っていました。又、来年も参加してくれること祈ります。
写真右上 小川代表による案内看板前での松尾湿原の保全活動の説明
写真右 切り倒した檜のノコギリ体験に取り組む参加者
皆さん非常に熱心に取り組んでいました。
写真右 湿原内の草刈り体験風景
写真右 年輪観察のまとめ発表会
午後はエコネットメンバー七人で当初切り倒す予定としていた大きいヒノキ一本を間伐したり、湿原の草刈をしました。
本日は好天の下、大変お疲れ様でした。(記;安藤)