豊中市介護保険事業者連絡会「通所サービス部会」
平成22年11月25日(木)19時〜20時45分
行きの電車が夕方のラッシュにかかるかと思って、早めに家を出たのが誤算でした。秋の観光客の帰宅時間らしく、特急電車は満員でした。
しかし、市役所の職員方をいれて40人ほどの福祉関連職の皆さんが、スリーA方式の予防ゲームの三原則である、優しさのシャワー、脳活性化リハビリゲーム、笑いの効用についてしっかりと受け止められた手応えを感じ、まったく疲れを感じないさわやかな気分で帰りました。
講演要旨は次のとおりです。
認知症予防という言葉
「ぼけたらおしまい」と言われて
保健予防の意味について
スリーA増田方式認知症予防とは?
発症した方 「重度化予防」と「在宅生活への引戻し」
MCIの段階 「二次予防」と「明るい在宅生活への引戻し」
一般の方 「転ばぬ先の予防」
スリーAの予防ゲーム三原則
優しさのシャワー(癒し)
脳活性化リハビリ(楽しい予防ゲーム)
笑いの効用
在宅介護での応用
医療と生活の改善で車の両輪
本人・家族の究極の願い
当日出席された方々のアンケートを担当者からお送りいただきました。
介護専門職の皆さんの回答ですから、専門職からのスリーAの予防ゲームへの評価でもありますので、代表的なお声を集約して報告させていただきます。
1,自分自身が自然と楽しめたので、みんな(利用者さんも)で楽しめる。
2,事業所毎にサービス内容は違い、また、スリーAのゲームをそのまま取り入れるの は難しいが、
声のかけ方、ゲームの伝え方を工夫するだけで、楽しく笑えるのだと 実感した。
3,利用者さんの笑顔を引き出すことに腐心しているが、スリ−Aのゲームで思わず笑 う事を体験し、
また、笑いながら共感できる場面が多く、場が暖まり、心も満たされる感覚を覚えた。
是非取り入れたいゲームである。
4,講師の体験談に関連して
ゲームでの声のかけ方、調子、タイミング等で「心が響き合う」優しさのシャワーを 利用者さんに
振りまくことが出来ると実感した。
5,レクリエーションの中に取り入れられる要素が数多くある。
以上