日 時 平成22年12月6日(月)
場 所 西宮消費者生活センター
講 師 末吉信二氏(西宮警察署)
年末を控え、特に高齢者をターゲットとした悪徳商法が後を
絶ちませんが、それらの手口についてご教示いただき参考に
資することにいたしました。
悪徳商法にはどのようなものがあるのかと言いますと、その
代表的なものとしましては・・・・
①点検商法:家屋や屋根の点検にかこつけて、高いリフォームを発注させる。
②騙り商法:消防署から依頼を受けたと言って、消化器等を売りつける。
③次々商法:ひとつ買うと、次々と売り込みがある。(布団等)
④睡眠商法:易しいクイズで景品を渡し、結局高い品物を買わせる。(健康食品等)
⑤マルチ商法:手数料をちらつかせ、品物を買ってくれる人を紹介させる。(ねずみ講等)
⑥利殖商法:高い金利をエサに、リスクのある債権等を売りつける。
⑦霊感商法:人の弱みに付け込んで、くだらない壷や玉等を高額で売る。
⑧キャッチセールス:駅等でかわいい女性に声をかけさせて、喫茶店で契約を迫る。
⑨インターネット商法:品物の良いところだけ写真で見せ、不良品を買わせる。
⑩地デジ詐欺:NHKの職員を装い、アンテナを交換させる。
⑪振込め詐欺:オレオレ詐欺・架空請求詐欺・融資保証詐欺・還付金詐欺等がある。
もちろん中には良心的な業者もありますが、このように悪徳商法も多様化してきており、特に1人暮らしの高齢者(女性が多い)が狙われるケースが多いようですのでくれぐれも注意しましょう。