これからのエネルギーを考える 15%クラブ勉強会 「少欲知足」に。

(%黄点%)(%黄点%)(%黄点%)(%黄点%)(%黄点%)テーマは「原子力で地球を救えるか?温暖化と核のゴミ」筆者の一人が会員である15%クラブ勉強会に15日(土)箕面市まで行ってきました。会場がいまいちわからなかったので、運動不足もあり、自宅の豊中から自転車で行きました。(15%クラブは箕面市で10年くらい前に結成された省エネなどくらしを15%削減するにはどうしたらいいかと活動するグループです。有効な情報を届けてくださるので豊中市民ですが入会しています)

京大原子炉実験所の小出裕章氏が講師でした。素敵な紳士。

46億年前に誕生した地球、 人類と呼べるものが誕生したのは400年前ほど。エネルギー消費の歴史と現代のお話から始まり、90分ほど明確なデーターと地球上にあるすべての命に対する先生の愛情溢れるお話でした。(%CD%)(%CD%)(%CD%)(%CD%)(%CD%)(%CD%)

先生はなんと、若い時に原子力に夢を抱いてこの道に入られたそうです。

現在日本には54基、4800万kw分の原子力発電所が動いていて、毎年、広島原爆約5万発分のに相当する死の灰を生み出していて、原子力発電が始まって以降、発電量は7兆kwh近い電力を生み出すが、その裏で、死の灰の総量は、すでに広島原爆110万発を超えていること、死の灰の無毒化を研究したが隔離するしかなく、宇宙にも、海底にも氷床にも処分できない死の灰は、現在300〜1000m深く埋め立てられる地層処分が進められようとしているそうです。
無毒化には100万年隔離すれば安全なレベルだと推進する人たちは主張しているが、先生はとうてい信じられないと(%黄点%)(%黄点%)(%黄点%)(%黄点%)(%黄点%)

科学者として申し訳ないが処分の仕方はわからない。埋め立てにすることは誤りだと思うし、始末の方法を知らない毒物を産む行為を即刻辞めるべきだということでした。

今、原子力は発電時に、二酸化炭素を出さないだけで、ウラン採掘〜の過程ですべてに二酸化炭素が出ているので、エコやクリーンではなく、放射性物質を産んでいると
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会場からは、箕面アジェンダ21の方でしょうか、環境教育の出前に学校に行っているが
二酸化炭素を生み出すことが悪で、生み出さないことが善を温暖化問題のキーワードにしていたが、先生のお話を聞いて自分たちの考え方を今一度立ち止まり、アクション方法を考えたいという意見や質問も多くお話がつきませんでした。

便利すぎるものはないか。エネルギーを使いすぎていないか。世界で6番目にエネルギー消費国日本人一人ひとりが考える時だと言われ、先生自身の家はエアコンがないそうです。

私は、「有機物のごみを宝に」と活動していますが、生活に欠かせない電気 その裏で死の灰を産む核のゴミについても、知らない、わからないではすませないで,関心を持つことが大事だと痛感しました。

運動不足で自転車に乗ってきたと、呑気な自分が恥ずかしく、(普段、車の移動が多く、ガソリン使いすぎを反省)今日のお話を今後出会う人に伝えていこうと思いながら寒風の中走って帰宅しました(%黄点%)(%黄点%)(%黄点%)(%黄点%)(%黄点%)

長いブログ スミマセン。

*「つながる生命」から「若狭の海」の歌のCDを最後に聞きました。 作詞作曲 姫野洋三さん

若狭の海に浮きが舞う
あやしげなひかりにつつまれ
行き交う船に 力もなく
重くのしかかる 原発銀座

★夜をあんなに明るくしといて
 夏をあんなに寒くしといて
 まだまだ 足りないなんて

足で扉を開けて
足を使わず 階段昇る
電気でお湯を沸かして
電気で野菜をつくる

 ★繰り返し