結果を求められるということ

◇◆それは仕方ないことだと理解しなければならない◆◇

サッカーアジア杯で、日本代表が一次リーグを
突破しました。リーグ戦を終えてみれば、
突破というより、通過したという見方になっているのかも
しれませんね。

中東の強豪・サウジアラビアが一次リーグ敗退となり、
監督がまたまた解任されてしまいました。
日本のメディア(スポーツ関連のコラム・ブログを含め)は、
そんなだからサウジは低迷しているというような
風潮でしょうか??

日本だけではなく、本国サウジでも、監督は
公衆の面前で記者に厳しい言葉を浴びせられた
ようですね。

うーん、それは仕方ないことですよねえ。
いわゆる”プロ”の世界なのだから。
現在はもう”アマチュア”という状況は
資本主義を起用している国家では成り立たなくなっているでしょう。
どのような競技選手も、実力をつけ、
成果・結果を出せば、経済的報酬(対価)も得れる。

約10年前に、シドニーオリンピックで高橋尚子選手が
金メダルをとり、「プロ宣言」をした。現在では
わざわざそんなことをする必要はない。
オリンピックで優勝などすれば、そのまま
ビジネスラインに乗れる。

スポーツでウン億円を得ることも可能となった今の世の中
それだけに、プライベートまで公の場に出されてしまう
有名選手たち。良いとか悪いとかそういう問題ではなく
そういう時代になったのである。

その中で実績を残していかないと、
いい契約が出来なくなってしまう
自己(メンタル面を含め)を保ちながら厳しいトレーニングを積む
それがアスリートたち、かれらは—自分はやるしかないと
捉えているのか

この事柄は(あえて問題とは言いません)、
現在のあらゆる問題にあてはめられる事だと思うし、
私たちがこれからどうしていくのか
それらを考える機会になると思うのです。

それこそ、毎日のように、あの選手がこういう契約をした、
期待されていた選手が今ではこうしている
ウン億円動いた、ウン十億円が充てられる
という報道を私たちは見れるのですから。
目の当たりにしていると思えるのですね。

それでは、次回へ続きます。