1月22日(土)、加古川市西神吉町の盆の池でかいぼりが行なわれました。
和亀保護の会では、ミシシッピアカミミガメの駆除とこの池に生息する在来のカメ類の棲息状況調査を行ないました。また外来魚やアメリカザリガニ、ウシガエルなどの捕獲のお手伝いも行ないました。
捕獲されたカメは、外来種であるミシシッピアカミミガメが15頭(メス12頭、オス3頭)とクサガメ27頭(メス13頭、オス14頭)でした。
今回はしばらく水を抜いた状態にして、池底の泥上げ作業をするということだったので、ミシシッピアカミミガメだけでなく、クサガメもいったん持ち帰りました。会で預かっている間に、クサガメは個体識別(ナンバリング)と測定を行なって、池に水が入った後、元に戻します。個体識別を行なうことによって、再び捕獲された時、その成長や移動がわかります。
こんな大きなクサガメも見つかりました。夏にはたくさん卵を産んでくれるでしょう。ミシシッピアカミミガメを駆除して棲みやすくなったので、子ガメも元気に育って欲しいものです。