1月20日にこのブログでご紹介しました「山形の百姓 菅野さん」から今日また、熱いメールが届きました。

みなさん

山形の百姓・菅野芳秀です。
例年にない大雪の中で、村はスッポリと雪に埋まっています。
村人は雪降ろしをしたり、お茶のみ話を楽しんだりして
春までの時期を過ごしています。
そんな中、そのお茶飲み話の話題は・・・TPP。
今回は、そのTPPに関する呼びかけのメールです。
菅野は農家だから・・・と狭く受け止めないでください。
TPPはその枠組みをはるかに越えています。

以下省略 

というか・・ブログでも掲載できないほど行間ににじみ出るほどの迫力と熱気
集会へのお誘いでした。

関東地方にお住まいの方へ 情報提供させてください。
(%赤点%)(%涙%)(%赤点%)(%涙%)(%赤点%)(%涙%)(%赤点%)(%涙%)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
あたり前に生きたい、ムラでも、マチでも
 TPPでは生きられない! 座談会
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 TPP(環太平洋連携協定)というのをご存知ですか。まだ正体のよくわからないこの妖怪がわたしたちに襲いかかろうとしています。

 もともとは2006年に発効したニュージーランド、チリなど4カ国の小さなFTA(自由貿易協定)だったものが、新たにアメリカ、オーストラリアなど数カ国が参加を表明したため「バスに乗り遅れるな」とばかり菅首相が飛びつき、財界や大手マスコミが政府の尻を叩き、その賛否を巡っていまや大論争となっています。

 それぞれの家庭にそれぞれの事情や都合があるように国や地域にとってもそれは同じです。相手の立場に配慮して協議をすすめるのが貿易交渉ですが、TPPは例外なき自由化を強引に進めようとするものです。菅首相はこれに参加することを、明治維新、敗戦に次ぐ「第三の開国」と述べました。

 これが実行されたら、コメをはじめとして畑作物、乳製品から沖縄のサトウキビまでほとんどが輸入物に置き換わり、食料自給率は14%まで低下すると農水省は試算しています。これは地域の崩壊を意味し、人が暮らし続けることができるバランスのとれた社会としての「日本」の終わりを意味します。

 マスコミの一部は「牛丼が200円になる」とはしゃいでいますが、労働力も自由化され、際限のない賃金水準まで下がりつづけ、安い牛丼すら食えなくなることを覚悟しておくべきでしょう。ワーキングプア、非正規社員はふえつづけ、農村からの離村者なども含め、都市に失業者があふれることにもなりかねません。

 いったい誰のための自由化でしょうか。私たち農民はもとより、多くの人たちにとって、なんのメリットもありません。どうか、みなさん。この愚挙、この暴挙を阻止するために、私たちと共に立ち上がってください。

 2月26日に全国の百姓が東京に集まり声を挙げます。多くのみなさんの参加を呼びかけます。
 

 【とき】2月26日(土)午後1時〜5時
 ※ 終了後は経団連にむけたキャンドルデモを行います。

 【ところ】明治大学リバティータワー2階1021教室
 JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」下車徒歩3分
 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」 下車徒歩5分
 都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線「神保町駅」 下車徒歩5分

———————–

【プログラム】

■基調講演 
 
◎中野剛志さん(京都大学大学院工学研究科(都市社会工学専攻)助教)
〈プロフィール〉 
 1971年生まれ、東京大学教養学部(国際関係論)卒業。通商産業省(現・経済産業省)入省、2003年よりエディンバラ大学留学、2005年博士号取得。経済産業省産業構造課課長補佐等を経て現職。TPP問題については反対の立場を鮮明にあらわし、新聞、ネット上などで反対論を展開している。著書に『自由貿易の罠』(青土社,2009)、『考えるヒントで考える』(幻戯書房,2010)、編著に『成長なき時代の「国家」を構想する—経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン—』(ナカニシヤ出版,2011)などがある。

◎グローバリゼーションと闘う韓国農民(韓国・全国農民会総連盟代表を要請中)
 
■TPPやグローバリゼーションの影響を受ける多くの人たちからの3分間スピーチ
 
———————–

【主 催】 TPPに反対する人々の運動実行委員会

【共同代表】 山下惣一(佐賀・百姓) 、菅野芳秀(山形・百姓)、 天明伸浩(新潟・百姓)

【問い合わせ先】
 平和フォーラム事務局内 市村
 Tel:03-5289-8222 Fax:03-5289-8223 Email:ichimura@gensuikin.org

(%赤点%)(%涙%)(%赤点%)(%涙%)(%赤点%)(%涙%)(%赤点%)(%涙%)