21世紀東アジア青少年大交流計画で、ベトナムの若手メディア
関係者14名が丹波新聞を見学しました。
 1924年創刊で戦前からの歴史を持つ、全国的にも珍しい
ローカル紙である丹波新聞の社内見学や、社長・役員との
ディスカッションに意欲的に参加していました。

 夕方、篠山市の「集落・丸山」に移動。
 古民家を宿泊所にした、古き良き日本を体験できる異空間に
感激した様子の彼らを、当センターの職員が鍋でおもてなし。
みんなで鍋を囲んで、和やかな雰囲気の中、楽しい時間を過ごしました。

 今回の訪日団は、ベトナムの大手全国紙に勤める編集者のドー・ヴァン・フンさん(33)や、ジャーナリストのグエン・ゴック・ホン・クインさん(30)、将来、CNNのベトナム支局勤務希望のブイ・ティ・キム・アインさん(24)など、ベトナムメディアの最前線に立つ、優秀な人材が集まっていましたが、とても気さくな方たちでした。

翌20日(日)には、当センターの理事でもあるお茶の先生と
茶道体験をした後、丸山地区の住民の方々と餅つきに
挑戦しました。 昔ながらの杵と臼を使っての餅つき。
最近ではなかなか日本人でも体験出来なくなりました。
餅つきを楽しんだ後は、つきたてのお餅をおいしく頂きました。

 彼らが帰国して1週間。
この日本での体験談が、ベトナムのメディアを賑わせて
いることでしょう。