#束ねるのはむつかしい!!#

2011.2.8 体験講座3日目
(%ひよこ%)(%ひよこ%) 明るい日差しの中、クヌギは高切りされ、クヌギ林はすっきり。今日は枝払いをして、上げ木づくりと柴づくりに挑戦です。クヌギは85㎝、雑木は70㎝に切りそろえ、束ねていきます。まずはお手本を見せてもらい説明を聞きます。皆さんの表情は真剣そのもの。

(%ペンギン%)(%ペンギン%)次は実践です。まさに、手とり足とり、今村さんから教えてもらいます。88歳、まだまだ口も手も足も現役の今村さんは、私達、菊炭クラブの師匠であり、象徴でもあります。今回はたくさんの女性講座生に囲まれ、幾分トーンは優しい!?

(%雪だるま%)(%雪だるま%)クヌギの根元側と枝先をそれぞれ揃え、両端をPPロープでくくります。『わしら、物不足の時に育ったものは、何でも始末したもんや』と、PPロープさえ無駄を嫌う今村さんが、昔ながらの【クズのつるを使った結束法】を披露。その名人芸に皆さんからの拍手喝さい。

(%痛い男%)(%痛い女%)しかし、いざ自分でやってみると悪戦苦闘の皆さん。『ちょっと待って』と今村さんの再指導が入ります。窯には、根の方を下にして、立てて詰めていきますが、キチンと結束されていないと作業がしにくいこと。時には結束をほどいて、一本づつ詰めるときに、ひもがさっとほどけないと、これもまた作業がはかどりません。【物事には一つ一つ理由があるもの】とは今村さんの受け売りです。

(%笑う男%)(%王冠%)(%笑う女%)やっと完成をみた上げ木、柴の束は、キャタピラの通る通路へ運ばれます。一つ一つ手間のかかる手作業が連続の山仕事ですが、講座生の皆さんの感想は、大変さの愚痴ではなく先人への尊敬の言葉となりました。本当に皆様ご疲れさまでした(%ハート%)(%ハート%)(%ハート%)
(%消しゴム%)(%エンピツ%)実施報告書より(%エンピツ%)(%消しゴム%)
 明るいクヌギ林に大勢の方が散らばって作業をしている光景は、絵のように美しい。講座生の方々も見せられたように作業に熱中していた。大勢の方々を惹きつけてやまない、本物の里山林の素晴らしさを再認識した。