現在の生活にも生きる陰陽師 「安倍 晴明」

平成23年2月24日(木) 午前の部で実施
場所:宝塚市男女共同参画センター
主催:まなびの会講座
講師:からあい企画の皆様
 平安時代の陰陽師です。鎌倉から明治時代初めまで、陰陽道
を統括した安倍氏(土御門家)の祖先であります。各種史書では
先祖が竹取物語にも登場し、他に安部仲麻呂を子孫とする説話
もあります。974年、花山天皇の命で那智山の天狗を封ずる儀式
を行い、花山天皇の信頼も得ていました。また記録には、しばしば晴明が占いや陰陽道の儀式を行った事が見受けられます。花山天皇退位後は、一条天皇や藤原道長の信頼も受けるようになったと、道長の日記「御堂関白記」などからも伺えます。
 そして平安時代では、最先端の学問であった「天文道」や占いなどを体系としてまとめた「陰陽道」に間して、卓越した知識をもった陰陽師とも言われ、当時の朝廷や貴族たちの信頼を受け、神秘化されて数多くの伝説的逸話を生んでゆきました。
 話は変わりますが、私は建設会社でサラリーマンをしていました。建築工事は何事も大安が基本で、現在でも大安に起工式、大安に竣工式を行い、工事途中の行事も全て大安の日に行います。
 バブル時代は起工式と起工式が重なって人手が足りなくなり、大安が少ないと”ボヤキ”ましたが、今は官民共建築工事が少なくなり少し残念ではありますネ!