多動的な子どもへの配慮①

◇◆イジメにはいろんな要因があると思うが
 僕の場合は多動性が要因としてあった
◆◇

最近、いろいろなフリースペースに参加させて頂く
機会があります。その中で自分のことを少しずつ
開示していくこともあります。

そうしていくと、持ち帰った気持ちとして、僕は何で
あんなに学校中の生徒から嘲笑されたり、
見下されたりしたのだろうと考えざるをえなくなるのですね。

今回は少し考えさせてもらいますね。

最初の行の通りなのですが、いわゆる”イジメ”の要因として
松尾個人のケースですが、多動性(アスペルガー症候群的要素)が
あったと思います。子どもの頃の僕は本当にイヤなやつで
人の容姿をからかうし、自分勝手だし、
周りにいる人たちは「こいつ、イヤなやつだなあ」と
感じていたと思います。

それが積もり積もって、嫌われていき、
最終的には、学年中の人間から嫌われるように
なってしまった。だから、松尾個人のケースですが、
他の生徒ばかり、責めることは出来ないのですね。

「お前らが、オレをあんなに苦しい目にあわせたんだ!」

と一概に、イジメた生徒たちばかり、責めることは
出来ないのです。ですが、これは苦しいこと(ジレンマ)では
ないのですね。長い年月が経ったということが一番大きいでしょうか
病状(苦しみ)が安定したということもあるでしょうし、
僕が悪いことをしたんだという想い(後悔・自己納得)もあります。

そして多動的な性質が、年齢を重ねるとともに
落ち着いてくるのですね。様々な要因があって、
現在の”楽”になっている自分がいるわけですね。

ここから本題にはいります。

最近、いろいろな所(メディアやセミナー等)で言われることも
ありますが、発達障がいの子どもが(その性格のために)嫌われてしまい、
不登校・ひきこもりになるというケースが増えているようです。
松尾なんかもそのケースだと思います。ですが、松尾の頃は
そういう生徒をサポートするスタッフがいなかった。
現在は学校にサポートするスタッフが配置されていることが
多いようですね。

すばらしいことだと思います。
やはりそういうサポートするスタッフが必要かと強く思います。

学校というエリアで過ごせるように
家でも良いのだけれど、なるべく学校で過ごせるように
イジメは起きてしまうかもしれないけれど、
その生徒が絶対に孤独な気持ちを抱え込まないように

もう少し、考えてみたいと思います☆