大野山麓窯だより 《3/30》 つくしが出たよ

柏原のバス停にある野菜の直売所、
村の風景を背景に、地元の方を入れて、パチリ。

朝取りの新鮮な野菜がいっぱい、しかもどれも100円。
今日は、しいたけと、ねぎと、ほうれん草でした

僕らは必ず立ち寄ります。

窯の前の道路わきに、
今年初めてのつくし!

ーーつくしが出たよ、もう春だ、青いお空が光ってるーー
 ーーーつくしが出たよ、もう春だ、黒い畑も光ってるーーー

去年は、周りが一面のつくしでしたが、今年はどうかな

前回作ったコンクリート基礎の上に、レンガを敷いていきますが、
砂とセメントに少量の水を加えたサラサラのモルタルを薄く敷き、面が平らになるように、調整していきます。
数日すれば水分を吸って硬くなります。

この窯で使うレンガは2種類有ります。
・耐火煉瓦・・・硬くて重い
・断熱レンガ・・・軽石のようなレンガ。軽くて、切断など細工が簡単。天井部の耐火煉瓦の上に被せます。

この窯で使っているモルタル類は5種類有ります
・砂、砂利、セメント、水のコンクリート・・・基礎に使用
・砂、セメント、少量の水・・・基礎の上に敷く、高さ調整用
・耐火モルタル・・・耐火レンガの間の目地用。本焼するまで、堅くなりません。
・断熱モルタル・・・断熱レンガの間の目地用
・キャスタブル・・・曲線部などで耐火煉瓦の間が大きく開いたところなどに流し込む速乾性のもの。乾けば耐火煉瓦になります。

我々の窯用に薪を造ってくれている森本さんを紹介します。

山に入り木を切り、山から降ろし、チェーンソーで切って、手斧で割リます。
木は冬の間に切らないと、火力の強い薪にならないそうです。

御歳、八十うん歳。
「窯、まだ出来んのか」 とせかされ、期待されています。
これからもずっと元気で、お願いします。