今日は関西学院大学の卒業式でした。ちょうど1週間前に、戦後最悪の自然災害が起こり、今なお大勢の行方不明者や苦しい避難生活を余儀なくされている方々がおられる中、手放しでお祝い…というよりも、こうして卒業を祝える幸せを感謝しつつ、被災地に思いを馳せるという感じだったでしょうか。
夜は、社会福祉学科全体で大阪のホテルで謝恩会がありました。学科全体での謝恩会は、かつて一度あったような記憶がありますが、今回は、本当に大勢の福祉学科生が一同に会し、学生時代最後の夜を締めくくりました。最後にゼミ担当教員から一言ずつメッセージを伝えたのですが、その中でM先生のことばが印象に残りました。
「今の時期にこんなことをしてていいのか…と言われるかもしれない。けれど、これから社会に出る君たちが、こうやって元気で力を持っていることがこれから長くかかる復興への支援に必要なのです。君たちの元気で、息長くよろしくお願いします」
卒業生の皆さん、これからの人生が豊かなものとなりますように。これからの日本も、よろしくお願いします
実践教育支援室室長 EK(%ニコ女%)