こんにちは、どりー夢印刷部のケイズです。
今回も、伊丹市の就労体験(チャレンジ事業)の図書館での話、特に皆さんにわかりにくい図書のラベルについて書きたいと思います。
私は平成22年の夏に3ヵ月某大学に通い、図書館司書資格を取りました。そこで学んだ図書のラベルとは・・・。
イラストに示したように、2段ないし3段のラベルが図書には貼ってあります。
伊丹市内の図書館では、2段が主流のようですね。2段の内の最初の段が「分類記号」で図書の内容によって10個のジャンルに分けたものになります。2段目が「図書記号」で図書の題名の頭文字のアルファベット、または文芸書では著者の先頭2文字のアイウエオが記されます。この2つを合わせて「所在記号」といいます。図書館ではこの記号の順に本が並べられています。また、名字の難しい作家さん(例:有栖川有栖(ありすがわ・ありす)、出久根 達郎(でくね たつろう)、日日日(あきら))は、借りる側も返却する図書館員さんも大変な気がします。児童室の本にはカラーテープが張ってあります。並べる順番は一般書と同じです。膨大な図書にラベルを貼って整理しておられる図書館員の方々の努力があってこそ私たちが図書を手に取れるのです。
司書に興味のある方は、文部科学省のHPに詳しいことが紹介されています。ただ、夏の集中講習では試験が15以上あり、土日に実習が入ることもありました。何より、暑い中、早朝から通学することと体調を維持することがハードルになります。体力に自信のある方以外は個人的にはあまりおすすめできません。
以上、図書のラベルと司書講習の個人的感想でした!!