北鈴蘭台の風景

◇◆「まちの流れが早くないのでゆったりできる」
 というのは、よそ者の勝手な見方
◆◇

もうずっと前の話になりますが…
真冬に、このブログで父と二人で、自分の出身地に
(松尾の生まれは宝塚市なのですが、生後すぐに
 神戸市北区北鈴蘭台に引っ越しているのです。)
行きました、というブログ記事を書かせていただきました。

そして、いろいろとまちを見て回り、写真等も撮ったので
レポートを書かせて頂きますね〜と言い放ち??
早、数カ月経ってしまいました。

言いわけっぽくなるのですが…
冬場〜春にかけて、ウツの具合もあまりよくなく、
けっして今も体調万全というわけではないのですが…

いろいろと身辺整理をしていると、
自分でやると言っておきながら、
やっていないことが多すぎる!!

これでは信頼どころか、信用もされなくなるなということで、
とりあえずやると言ったことはやろうと思いました。
北鈴蘭台のレポートもやります!と申し上げましたので
やらせて頂こうと思います。
というわけで、スタートです◎

最近になってわかったことなのですが、
北鈴蘭台は、10代のカップルが不審者に襲われて
男性が殺害された事件が起きた土地だったのですね。
そのニュースをテレビでみていると、
北鈴蘭台の風景が出て来たので、大変驚きました。

ちょうど松尾(と父です)が北鈴蘭台を
訪れた頃は、まだ事件後のざわざわとした落ち着きの無さが
町中にあったはずです。松尾は父親と二人で
町を歩いていましたので、怪しまれなかったかもしれませんが、
小さなまちを見ず知らずの人間が歩いていて、
写真を撮ったりしていましたので、
ずいぶんと(松尾は)気が抜けたように見えたかもしれません。

右の写真は、松尾が0歳(8か月)〜4歳(幼稚園の年少の一学期)
まで住んでいた、『鈴蘭台ハウス』というマンションというより
団地群です。友だちもいたのですが、母方の親せき筋が大勢、
神戸市周辺に住んでいましたので、友だちと遊んだよりも
いとこたちとよく遊んだという記憶が強く残っています。

まだ3歳であったり、4歳児ですから(その頃にならないと
記憶が出てこないのですね)、記憶が鮮明でないうえ、
記憶が出てきているのが(思いだせる範囲が)、
3、4歳の冬(松尾は72年の11月生まれです)からですので、

記憶が芽生えるのが、ちょうど冬場ということになり、
しかも冬場に鈴蘭台あたりに行かれたことのある方は
ご理解出来るかもしれませんが、あの辺の冬って
本当に寒いのですね。(そのかわり夏場は涼しく、
冷房が要らないくらいなのですが。)

だから、外でわいわいと遊んだ記憶がないのですね。
室内でおもちゃ等で遊んだ記憶が多く、
いとこたちも近くに住んでいるものですから、
週末に限らず、平日でも、おばさんと一緒に遊びに来ました。
(もちろん、神鉄に乗って。。。車を持っていても、
 車はあまり利用しなかったようですね。神鉄王国なのですね。)

右の通りは、北鈴蘭台駅に繋がる道です。
なんてことはない道に見えますが、ここは重要な道のようです。
松尾が父親と北鈴蘭台に行ったのは、週末の昼間でしたので、
閑散としたまちの雰囲気でしたが、普段は違うようです。
(この通りなどは人の流通が多い。
 団地群と駅”外の世界”を結ぶ道のようですね。)

先ほどの道は、方向としては、向かって前方が駅、
後方が団地群となります。(団地にはもう行って、帰り道でした。)
そして、駅前には昔はなかった、ファーストフード屋さんがあります。
父と遅めの昼食をとりました☆
このまちも高齢化が進んでいるようで、ファーストフード屋さんでは
大勢のおじいちゃんやおばあちゃんが
井戸端会議をしておられました。

松尾が現在住んでいる、宝塚市山本も台の方は、
高齢化が進んでいるようです。北鈴蘭台では、鈴蘭台まで
出てしまえば、事情は変わるのかもしれませんね。
鈴蘭台には大学等もあります。鈴蘭台では下車しなかったので、
鈴蘭台の町中(いえ、街中??)は見なかったのですが、
北鈴蘭台とはあきらかにちがうまちの風景があったかもしれませんね◎

何やらまちのレポートというより、松尾の想い出レポートに
なってしまい、また苦情をいただくかもしれませんが、
『まち』は変わるもの、流れるもの。計画はしっかりと立てて、
まちづくりをしなくてはなりませんが、プラン通りには
なかなかいかないとも思います。

「このまちもわりといいよね」
と感じれたら、転勤などがなければ、ずっとそのまちに住むのでしょうし、
住んでいればいるほど、まちに愛着も出てくるかと思います。
まちの良い部分も悪い部分もひっくるめて、
そのまちが好きになるのかもしれませんね★

松尾にとって、宝塚というまちは、まだそこまではいっていません。
近い将来、別のまちに住む可能性もあるかと思います。
それぞれのまちにはそのまちなりの良さやそうでない部分があり、
すべてを好きになれたら、そのまちのために何かがしたくなるのかもしれませんね☆