・期 日 2011.4.9
・場 所 宝塚自然の家
・参 加 森川(久)、竹崎、川本、能勢 、岡崎(体験参加)
宝塚市自然保護協会、一般参加者
合 計 約22名
宝塚市自然保護協会主催の宝塚自然の家でのギフチョウ観察会に参加しました。
飼育小屋の前で足立先生の説明があり今年は60匹ほどいますとのことでした。
北は秋田県から南は山口県まで生息し、地域によりはねの模様が異なる。ヒメカンアオイにのみ卵は産み付けられ、幼虫はヒメカンアオイのみを食べて10ヶ月ほどを枯葉の下で過ごしやっとさなぎから蝶になっても交尾のあと卵を産み死んでしまう。
ヒメカンアオイがどこにでも生えるわけでなく、増えるのも遅くそのような植物しか食べないなんてなんと増えにくい事と同情しました。
ヒメカンアオイの花は黒く小さくて見えにくいですがギフチョウはちゃんとみつけて葉のうらに卵を産みます。
うすい翡翠色でこのなかにチョウになった時の黒、赤、黄、青の模様の元が入っているのかと思うと感動でした。
咲き始めたばかりのコバノミツバツツジ、春欄、などの早春の花を訪れるギフチョウはやはり春の女神とと呼ばれるにふさわしいです。
ギフ蝶の観察会の後は6,7名ずつ三班に別れて一人づつ自然保護協会の先生がついて自然観察をしました。
私達の先生は植物の名を覚えるのにまず食べられるのから入るといいよといって下さりはこべ、よもぎ、すいば、なずなと探しながら山を巡りました。
写真右上 足立会長による説明
写真右 栽培されているカンアオイにとまっているギフ蝶の姿
写真右 ギフ蝶の観察会参加者
午後からはTEN(宝塚エコネット)の仲間だけで一行の観察会から離れ松尾湿原に行きました。まだ枯れ野原のような状態でしたが、よくみると薄紫のショジョウナカマがあちこちに元気いっぱい咲いていました。
一番目の花がこんなにいっぱい顔をだし2番目も3番目も昨年より沢山咲きそうな気がします。
写真右 松尾湿原に開花したショウジョウバカマの群生
前月25日の植生調査ではあまり開花していなかったが本日は殆ど開花していました。
写真右 案内看板に製作者の「宝塚エコネット」と名前を書きました。
本日は、最高の天気 宝塚駅から現地まで車窓からは満開の桜が私たちを楽しませてくれ有意義な春の一日でした。(%晴れ%)(%ニコ男%)(%ニコ女%)(記;能勢)