最近更新しておりませぬが・・・

本当久しぶりのブログです。
室長以外、誰も更新が無いというのは・・・本当申し訳ないです。
という事で、久々にブログに向き合っているという感じです。

新入生の方は、ご入学おめでとうございます。
そして、第1期生の方は、今年度で卒業という事になりますね。
つまり、人間福祉学部は今年度で完成年度をむかえることになります。

考えてみれば、僕も人間福祉研究科が出来たときには
学生としてやってきたわけですから、
それなりに、愛着を感じています。

「そっかぁ僕にも関学愛があったのだなぁと・・・」
つい最近、認識しました。
そんな奴とは思ってなかったんですけどね・・・
関学は良いところです、ホンマに。

まぁ、そんな話はさておいて、
1か月前、震災があったことは忘れたくても、忘れられないことだったと思います。
遅れながら関学も、震災に向けてボランティア活動の動きがありそうです。

それに関連して、最近TVショーで
「『今どきの若者』が震災地域へボランティア活動」という特集がなされていました。

『今どきの若者』は、ボランティアバスでもiPodを聞いている、長靴みたいなものでもオシャレで、バスの中でも笑顔でわいわい騒ぎながら・・・という表現をしておいて、

実際に現地に行けば、顔色が変わり、悩み苦しみながらも、ボランティア活動の価値に気づいて行くという構成でした。

『今どきの若者』とカテゴライズして、
それを象徴するような若者だけをとりあげているメディア(TVショー)の演出は
極めて典型的なパターンで、多少嫌気がさしましたが、

それでも、ボランティア活動が単なる自己実現や慈善、活動者一個人の思いや偽善・感情というものを超えて、
そこで暮らす当事者にとって自分のミッションは何であって、
自分はその中でどんな役割を担うことができるだろうか、
という事を考えるには良い話だったように思えました。
(TVショーがそれを意識してつくっているわけではないでしょうが・・・)

僕は専門家ではないかもしれませんが、
ボランティア活動というのは、
その担い手を受け入れていくための体制であるとか、
コーディネートの機能、
そしてそれらをカバーする財源等の基盤も含めて、
一体的に考えていかなければならないと思っています。

単なる一個人の熱い思いとかももちろん大事ですが、
一方でそれをコントロールできる
「冷静な判断・考え方・システム」も大事なのだと思っています。

関学ボランティア活動に携わる方々には、
「mastery for service」の精神を持っている組織集団として、
そして一個人としても、
「熱いハートと冷静なハード」で取り組んで欲しいと
改めて感じています。
もちろん、僕自身も・・・

話は長くなりましたが、今年度もよろしくお願いします。