「食はいのちをつなぐもの」講演会

桜の花が満開の昼下がり、新学期が始まったばかりでお忙しい川西市食育推進会議副会長で、武庫川女子大学教授林宏一先生を、講師にお招きして、「食」についての講演会を行いました。

 「食」とは、「人間が人間らしく生きるための基本的な営み」 で 「食育」とは、「生きる力、生き抜く力をつけること」という先生のお話に、ぐんぐん惹きつけられました。
3×365×62=67,890 これは、80歳まで生きるとして、人が独り立ちした後の食事の回数を示した数字です。これを見ると、「生きることは食べること」即ち「食はいのちをつなぐもの」ということを改めて実感させられました。
 マーガレット・ミードというアメリカの文化人類学者の「未来とは今である」という言葉で
締めくくられた,あっという間の90分でした。

講演の後、質問に答える形で宮坂議員から、中学校給食についての説明がありました。現状は、国の方針と予算の都合で、校舎の耐震工事を優先させているとのことです。 (高上馬 悦代)