皆さんサマータイムってご存知ですか?
サマータイムとは時間を1時間進め、サマータイム終了する際は1時間戻す制度で明るい時間を有効に使えるので照明などの節電効果あるとの事です。

日本でも第2次世界大戦の敗戦後、米軍などにより占領統治された1948年4月28日から始まったのですが、暑い家に帰って冷房がつける時間が長くなるなどの不評が多く1952年4月11日に廃止されました。

そして現在、2011年3月11日に起きた東日本大震災の影響で、福島原発事故で電力需要が厳しくなり、また近年の異常な夏の気温の影響により冷房などの電力不足が予測されており、早期のクールビズの着用や、冷房の設定温度を上げるなどの節電を政府が訴えています。またサマータイムの実施なども検討しているそうです。

難しい話はこれまでとして、アズイット版サマータイムの話をします。
実は野菜を仕入れている西谷の畑は既にある意味サマータイムに取り組んでいます。
サマータイムにと言っても夏のサマータイムではなく、冬のサマータイムなんです。
詳しく説明しますと、冬の間は畑の土が寒さで凍ってしまい収穫ができないのです。
そこで、早春の間は収穫時間を遅くするようにしてます。そうすると凍った土が解凍できて野菜の収穫が楽になるそうです。

こうした野菜を作っているお百姓さんの労働を感謝しつつ、我々は野菜を食べるようにしなければいけませんね。

<恭ちゃんの一口メモ>
 「うど」は何mにも成長すると何の役にも立たないので、「うどの大木」と言って大きくても役に立たない意味で使われていますね。
 でも、小さい時は全てが食べられる美味しい山菜です。独特の香りが初夏を感じさせてくれます。
 葉・・・汁物の実、てんぷら
 茎・・・サラダ、煮物、キンピラ、みそ
 皮・・・キンピラ

☆生で食べる
 ①茎の皮を厚くむいてスライスし、酢水につける。
 ※アクが気になる人はサッとゆがいてください。
 ②生のまま梅肉や酢味噌、味噌につけていただく。
 サラダドレッシングも合う。

☆汁物の実にする。
 ①皮をむいた茎のスライスしたもの、葉を適当な大きさに切ったものを汁物ができ上がる直前に入れる。
 ※香りを楽しむためなので、火を通しすぎないのがポイント。

☆天ぷらにする
 ①適当に切ったうど(茎、葉)を天ぷら粉をつけて、油で揚げる。

☆煮る
 ①ざっくりと切った茎を(太い部分は4つ割り)を水につけてアクを抜く。
 ②ごま油でいためて、みりん、しょうゆ、さとう、煮干しで味付けしてふたをして5分位む し煮にする。
 ③ふたをはずして煮詰めて出来上がり。

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