食べて・動いて・寝なきゃ

日 時 平成23年5月14日(土)
場 所 神戸女学院大学
講 師 井上紀子氏(神戸女学院大学教授)
 人は誰でも元気で過ごしたいと願っています。
 その元気の源は言うまでもなく食事にあります。
 食事を摂る、すなわち栄養をとり、そのエネルギーを発散し、
そしてぐっすり寝ることが人間にとってとても大切なことです。
 同じ食べるのなら、美味しく食べたいものですが、「おいしい」
とはその食材等の内容はもちろんのこと、盛り付けであったり、雰囲気であったり、そしてなによりも今身体が欲しているものを食べることではないでしょうか。
 ただ食べ過ぎには注意したいもので、カロリー過多になることには留意が必要で、その点古来の日本食はカロリーが適正で、食物繊維も多く、近年見直されています。
 特に、「ま(豆類)・ご(ゴマ)・わ(ワカメ等の海藻類)・や(野菜)・さ(魚や肉)・し(椎茸等のきのこ類)・い(イモ類)」がふんだんです。
 そして食べることがインプットなら、運動がアウトプットでエネルギーを消費し、あとは身体を横たえて基礎代謝におまかせです。
 健康観を感じる時とは、次の項目のいくつかに当てはまることとのことで、それは今が①幸福だ。②健やかだ(病気でない)。③仕事が出来る。④生きがいがある。⑤快食・快眠・快便。⑥人間関係が良い。⑦家庭が円満。⑧前向き。⑨生活が規則正しい。⑩人を愛している。・・・等々です。
 ゆっくり・ゆったり・のんびり・ぼちぼちをモットーに、こころとからだの安全運転をいたしましょう。