甲子園球場の歴史観訪

日 時 平成23年5月21日(土)
場 所 甲子園球場
講 師 永井副球場長他
 甲子園球場は大正13年に主として現高校野球大会のために
建設された由にて、当時行われていた鳴尾球場が手狭になった
ことによるものだそうです。
 建築にあたっては本格的な球場をということで、阪神電鉄では
社員を米国へ視察に行かせたほどの力の入れようで、結局収容
人員5万人というかってない新球場を枝川と申川の河川敷に完成させ、その年が十干と十二支の先頭の「甲(きのえ)」と「子(ね)」であったことから、「甲子園」と命名されました。
 今回は球場の歴史説明後、スタジオツアーが行われ、①室内練習場、②ロッカールーム、③ベンチ(ミラールームも)、④歴史館等々を見せていただきました。
 練習場は、マウンド・土質・傾斜は本物と全く同じで、ウォーミングアップに使用されています。

ロッカーは更衣室としてではなく、荷物置場的な用途がメインで、
これは阪神の一軍選手は別にクラブハウスがあり、ビジターの
選手は宿舎でユニフォームに着替えて来るからだそうです。
 歴史館はプロ野球と高校野球のこれまでの歴史が時系列に
展示されており、懐かしく拝見させていただきました。
 因みに、歴史館の入場料は500円(小人300円)、スタジオ
ツアー込みだと、1500円(小人1000円)です。