このたびの大地震におきまして、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げる
とともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。
今回の大地震は、被害が極めて甚大であり、救援活動の長期化が予想されます。
避難所においても妊産婦、軽度の要介護者、精神的要支援者、外国人、障がい者、
アレルギーや難病患者さん等、様々な配慮が必要な方々がたくさん避難されています。
広域的な支援では見落とされがちな、多様な属性の方々に配慮した避難生活の
支援において、各分野の専門性を持つNPOが連携することがとても重要です。
そこで、多様な配慮を必要とする方々の避難生活を支えるため、東北
地域のNPOネットワークの中核的存在である(特)せんだい・みやぎ
NPOセンターと、全国のNPOが連携し、被災者をNPOとつないで支
えようという本プロジェクトを立ち上げました。
これまで地域社会において、困難を抱える人たちに様々な社会サービ
スを開発・提供してきたNPOが、それぞれの専門性を活かし、こうした
被災者に個別的な支援を行うことで、避難所での死亡例や状況の悪化
回避の実現をめざすプロジェクトです。
具体的には、被災地に専門の調査スタッフを派遣し、避難所を巡回し
「特別な支援が必要な被災者」からニーズの聴き取りを行い、専門性を
持つNPOなどにつないでいくための活動を、被災地の生活環境が一定
の水準に改善されるまで実施する計画です。
活動の具体的な内容は本ブログに順次掲載します。
未曾有の大地震から一刻も早い復興を応援するために各地のNPOの
専門性を駆使して、復興支援にあたります。
応援、よろしくおねがいいたします!!
【プロジェクト構成団体】(11年3月31日現在)
(特)せんだい・みやぎNPOセンター
日本財団
(般財)ダイバーシティ研究所
スペシャルサポートネット関西
(特)ETIC.
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]