レンガ積みが終わり、中にある木枠を撤去するのに、火をつけて焼き切る方法をとりました。
正面の焚き口にお神酒を上げ、さあ始まりです。
最初は燃えずに苦労してたんですが、だんだん燃えてきて、
そのうち、火が後の煙突に抜けず、広い焚き口の上から噴出してきました。
「このままいって大丈夫かなあ」
「ちょっとやばいなあーー、屋根の木に燃え移らないかなあ」
そうこう言っている内に火はどんどん勢いを増してきますーーー
その時、窯の前の道に消防車が!!
「エッ!」
「だれかよんだの?」
「消防署が様子を見に来たの?」
「火を消してもらったほうがいいんじゃないの」
とか、一瞬皆いろいろ考えましたが、
真っ先に耀久君が、「火が燃えてるよ」と訴えたんですが、
消防士さんはニコニコしながら行ってしまいましたーーー
ほどなく、炎が屋根の横木に迫ってきました。
これはホントにナントカしなくてはと、ホースで屋根の木に水をかけました。
でも火はどんどん強くなる
誰かが、「火に水をかけたら」
そうや!火に水をかければ良いんだ、
(当たり前です、何で思いつかへんかったんやろ)
ホースで水をシュウー—、
ジュワッ!! と火が弱くなる、
その後は、バケツの水を、手で少しずつかけて炎を制御するうち、
前の木が燃えて火が後ろに移り、煙突から抜けていくようになりました。
2室目も少し火が吹き出しましたが、焚き口を閉じてクリアー、
3室目は問題なく、すべて無事木枠を焼き切りました。
本焼の時は、焚き口を小さくするのでこんなことはありえないのですが、
火は怖いですネエ、あわてました。
それにしても、消防車の巡回(?)、タイミング良過ぎ(悪すぎ)です、
そして、こんな貴重な写真を冷静なムッチーさんありがとう。
ビックリハラハラの今日のメンバーで、記念撮影です。
9時半に火を入れ、11時に鎮火、
昼食時にお神酒で乾杯しました。
「ユニバーサルスタジオみたいやったなあ」 耀久