富田林のまちづくり原点は、寺内町です。
未だ行かれたことのない方、よく知らない方にご案内します。
近鉄富田林駅から南へ歩けばやがて古い家並みがつづく寺内町に入ります。
16世紀、興正寺別院を中心とした宗教自治都市が整備されました。
江戸時代は、幕府の直轄地となり石川の水運、東高野街道と千早街道が
交錯する陸運に恵まれ商業都市として発展しました。木綿や油を扱う豪商も
出現豊富な河内米と石川の良水を利用して酒造業が、発達しました。
江戸中期から昭和初期の伝統的な町家が181棟もあり、大阪府では、
唯一、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。
まだ行かれてない方、一度東西400M南北350Mの格子の町並みを
ゆっくりぶらりとお楽しみください。