雑草も宝!、農楽講座第5講開く

本日午後から、「都市で学ぶ農楽講座」を開校しました。講師は大阪府立能勢高校の間先生で、最初に「豊中市緑と食品のリサイクルプラザ」に併設する「とよっぴー農園」の畑の雑草を採取して、作物の栽培にどのような影響があるのか、どのように雑草を付き合えばいいのか、長年の経験を踏まえて現地でのフィールドワークを行いました。
 その後、会議室に戻り1時間ほどの講義を受けました。講義では除草の道具、除草の仕方、除草のポイント、除草後の処理など説明がありました。

現場では、先生自ら「ねじりがま」を持って雑草を刈り、その性質や特徴、刈る場合方法やその後の措置など丁寧に話がありました。
 とくに、土壌養分を十分含んだ雑草を捨てるのは無駄なことで、元へ戻すのが有機栽培の基本と説明がありました。
 本日は特別に農園で育てた「枝豆」の収穫をしていただきました。

講義では、「雑草を宝に」と題して、①雑草は畑の養分を吸収して育つ ②株元に置いた草(草マルチ)の効果は雑草を押さえる効果、土の乾燥を防ぐ、雨による土の跳ね上げを防ぐ ③堆肥にする などがお話され、雑草とどのように付き合うのか、雑草の名前を知って親しくなることがコツと語られ、さらに雑草の写真をもとに開設されました。

<感想>
1.雑草が役に立つ。使い方次第で野菜などの育成に有用なものになることがよくわかりました。活用方法を勉強していきたい。

2.雑草が親しく感じられた。

3.雑草との共存の世界に驚きました。知らなかったら捨てるところでしたが、この先、田畑を借りるときは「共存」していきたいです。