不潔にしていると心が病んでくる

◇◆気持ちからジメジメ、ジトーっと
 してくる感じになってしまうから
◆◇

今日から、三連休という方も多いかと思います。
松尾も昨日も一昨日も、その前日もフルタイムでは
ありませんが、お仕事でした。
この三連休の後、火曜日(19日)はフルタイムでお仕事です。

この連休をどう過ごそうかな…とか考えています。
今のところ、朝食を取り、歯を磨いて、昼食も取って…
ひげは剃っていません。
「そういえば、以前はこんな感じで過ごす日が多かったな…」
と振り返ります。

その日は、遠い昔のことではありません。
つい先日までです。「若者居場所工房 ぐーてん」で
お仕事を始める前までは、”そんな”感じで過ごすことが
多かったです。

さて、そんな感じとは…ご説明させていただきます。
それは、ひきこもりやニートの方なら、よくわかるであろう、
ダラダラ過ごし何もしない毎日です。

本当に何もしません。午前中に起きて、とりあえずごはんを食べて、
歯も磨かず、髭も剃らず、また万年布団にごろっとなります。
そして、PCや雑誌などを読みつつ、「ああ、退屈だな〜」と
過ごします。

三食はきちっと取り、歯も一日に一度は磨き、でも髭は剃りません。
お風呂も基本的に入りません。髭は伸び放題、お風呂にも入っていないので
髪の毛はベターとしてきます、肌もです。
外には一歩も出ません(とても出れません)。

こんな状態で過ごしていると、気持ちまで病んでくるのですね。
気が滅入ってきて、そして気持ち:心が病んでくる。
ああ、これはさすがにまずいということなのですが、
僕は運が良いことに、川西でアルバイトがあったり、
「ルート」等の活動がありましたので、数日に一度は
お風呂にも入りましたし、髭も剃りました。

「なんか、ジメジメとした生活やな〜」
とお感じになる方も多くいらっしゃるかと思いますが、
こんな生活を送っている方は、ここ兵庫県だけでも
本当に沢山いるのだと思います。

だから、豊中市の「ぐーてん」で仕事をするようになって
何が一番大きいかというと、物理的に仕事に出かけることが
多くなったので、規則正しい生活:清潔な生活を送れるように
なったということでしょうか…。

経験から申し上げます。
不潔にしていると、不衛生、不規則な生活を
送り続けていると、人間の心とはいかに脆くできているのか、
簡単にこころが病んでいきます。

徐々に病気が来るわけではなく、ある頃からズドンと急激に
心が不調になっていきます。病気を発症するというわけです。だから、
「うちの子は、不摂生な生活をしているかもしれないけれど、大丈夫よ」
と安心しているのではなく、病気は急にきますので、外に出れなくても
早めに清潔・摂生のある生活にすることが大切かと思います。

じゃあ、方法は…家の中をこまめにお掃除すること、
ごはんを三食、時間どおりにつくること、
毎日洗濯された衣類を着せてあげること
本人さんの自室には入れなかったり、深夜まで起きていることを
止めることができなかったり、いろんな事情があるかと思いますので
ご家族だからできることをやる、それをお勧めします。

子どもさんが病気になりにくいように、ぜひしてあげてください。
どうぞよろしくお願いいます。

本人さんに申し上げたいことは…
すぐに仕事を見つけるのは難しい場合もあるかと思います。
何もすることがないわけだから、やる気も出ないのですよね。
僕がお勧めしたいのは、特にPC(ネット)をされる方にお勧めしたいのは
書店に出かけること、ご家族とです。

ネットから情報を得ている人って多くいるかと思います。
ですが、やっぱり書籍の情報はすごいですよ。
つまらない新書本も多いですが…。

別に高額じゃない文庫本でも、「知の泉」なる書籍は沢山あります。
文庫本だからこそ、良い書籍も多いです。
小説だけじゃなく、教養本でも、ハードカバーから文庫化された本って
本当に厳選された感じで良い書籍が多いのですね。

最近では、サイモン・シンの「宇宙創成:上下巻」新潮文庫、
村上春樹「若い読者のための短編小説案内」文春文庫、
新書本ですが、エレナ・ジョリー著 山本知子訳「カラシニコフ自伝」朝日新書、

このへんはなかなかおもしろかったです
もちろん、他にもおもしろくお手頃な価格の書籍は沢山あります。
ためしに、ぜひ、大型書店に出かけてみてください◎

ちなみに松尾のこの連休の過ごし方は、
まず床屋に行って、書店に行って、大型電気店にも行くつもりです。
ユニクロにも行くでしょうね(^.^)