6月4日。
公園は、きもちいい晴天。

旧暦の節句に近い土曜日に活動日を設定し、
粽を作りました。

粽は、兵庫県最北端の、
黒川地方に伝わる独特の作り方のもの。

カシワの葉とアシの葉で、「ちょんまげ」の形に包みます。

まずは、米粉をこねます。
ボウルの中に、子どもたちの手がたくさんのびて、みんなでこねこね。
ワークショップルームは、とってもにぎやかです!

そして、みんなで公園にナラガシワの葉を採りに行きます。

ひとくらクラブのHさんの案内で、木の下へ。
子どもたちもそれぞれ、Hさんが採ってくださったカシワの葉を、
手に手に、ワークショップルームに戻ってきました。

それから葉を洗って、一枚ずつ虫がついていないか見ながら、
枝からはずす作業。
子どもたちも大活躍です。

さて、寝かした米粉の生地を、臼と杵で搗きます。
子どもたちも順番に、ぺったん・ぺったん。
おいしい粽ができますように!

今度は、これをアシの茎に細長く握りつけます。
そして、カシワの葉で半分包みます。
残りの半分を、アシの葉でくるみ、
上を「ちょんまげ」のように横に曲げます。
最後に、アシの茎をぐるぐる巻きつけて、
できあがり!

さて一方、お昼ごはんの準備もすすめています。
薪を火にくべて、
お釜では、能勢のお米を5分づきにしたご飯を炊いています。

きららのランチは、ベジタブルランチです。
動物性のものを使用しない、
できるだけ地場の野菜と良い調味料を使って、みなさんと料理します。

今日のご飯は、「フキご飯」。
能勢のフキを、アク抜きし、参加者のみなさんに、皮むきしていただきました。
それをおいしい醤油と梅酢で炒め煮にし、
炊き立てのご飯にまぜていただきます。

今日のメニューは…

★フキご飯
 見た目は地味ですが、
 これだけでおかずが要らない満足ご飯。 
 たっぷりのボリュームでお腹も満足。
★筍の炒め煮
 炒めた筍のアクを梅酢で抜き、醤油で味付けて片栗粉でとじました。
 見かけは茶色ですが、とってもおいしい。
★小松菜のお浸し
★キャベツの浅漬け風サラダ
★大根の即席漬け
★すまし汁
 昆布出しに海の精(自然塩)と醤油の、シンプルでおいしいお汁。

それではみなさんで、お昼をいただきます!

お昼をいただいている間に、包んだ粽がおくどさんで蒸しあがりました。
お好みできなこをつけて、いただきます!
できたての粽をほおばって、お腹も大満足。

後片付けも、きらら流。
米ぬかを使って、お皿を洗います。

今日は、大人と子ども合わせて47人ものかたに参加をいただき、
きららの4人、ひとくらクラブの男性4人、のスタッフを合わせて、
総勢56人ものランチと粽を作りました。

みなさま、ありがとうございました!

(松尾かおり)