_山城げんき村 神戸大学経済学部中川ゼミ3回生 演習田 はじめの六歩

実地演習6コマ目

クモの巣

何のどんな種類のクモの巣なのか(クサグモ?)、まったくわかりませんが、朝露の水滴でクッキリと縁どられたレース模様がとても美しい造形だと感じます。

不思議なことにクモの巣の下に生えた、草の葉の葉脈をなぞるみたいにトレースされていて、クモの巣が草の葉を真似してデザインされているので、まるでクモが糸を懸ける時に、意図してカムフラージュ(擬態)のために、このように作成しているかのような印象を受けました。

マメコガネ

豆黄金は、コウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ科に分類される甲虫の一種。植物食の小型のコガネムシです。

林の周辺や畑、荒れ地のマメ科植物やクヌギに群れて葉を食べるそうです。

日本在来種なのですが、過って移入してしまった北アメリカで繁殖して大害虫となり、”Japanese beetle”(ジャパニーズ・ビートル)と呼ばれて嫌われているそうです。

演習田

山城げんき村のノボリと、雑草がいっぱい生い茂った演習田の畦です。

ヒメジョオン

姫女菀は、キク科ムカシヨモギ属の植物。同属のハルジオンと共に、道端でよく見かける雑草です。

北アメリカ原産の帰化植物で、堤防の法面や放牧地、道端など様々な立地に生育する植物です。

通常、秋に芽生えてロゼット(地表に葉を平らに並べた植物の状態)を形成し、そのまま越冬して翌年の初夏から夏に花茎を伸ばして開花します。生育期間は1年未満で背の高さが50-100cmにもなる、白い花を咲かせる一年草です。

ベニシジミ

紅小灰蝶は、チョウ目・シジミチョウ科・ベニシジミ属に分類されるチョウの一種。

春に日当たりの良い草原でよく見られる小さな赤褐色のチョウです。

成虫は年に3-5回ほど、春から秋にかけて発生するが、特に春から初夏、4月から6月にかけて多く見られます。

春に発生する成虫(春型)は赤橙色の部分が鮮やかだが、夏に発生する成虫(夏型)は黒褐色部分が太く、黒い斑点も大粒になります。