すこしがっかりな県のキャンプ場、このままでいい??

毎年夏のキャンプは家島で、今は名前が変わって「家島自然体験センター」、管理するのは兵庫県の青少年本部だ。以前は「母と子の島」というユニークな名前で親しまれていたのに、誰が改名を提案したのか、いきさつはわからない。

 坂道を20分ほどのぼって、食材から飲み物まで詰めた荷物を手分けして運び、汗びっしょりになってやっと事務所に到着する。到着するとすぐに集会所に集められて、キャンプ場の使い方やゴミの分別などについてていねいな説明を受ける。初めての参加者もいるので大切な説明だと思う。

 ただ、今回はすこし説明がちがっていた。「この施設は、ふだんは小学生のための自然学校に使用されていて、空いた期間を一般や中高生に利用してもらっている。だから小さい子どもが多いと思うので、大きな声を出したりすれば驚くし、子どもの目線で対応してほしい・・・。」と。 ちょっと待ってください。中高生がまるでつけたしか、邪魔者扱いされているような説明を、中高生たちにぶつけて平気なんですか?青少年本部の職員でしょう。青少年が有意義に楽しい夏をすごすためのキャンプ場でしょう。もっと積極的に中高生を受け入れるような挨拶が必要だったのではないですか?楽しみにして参加した中高生の頭に冷水をかぶせるような失礼な対応に情けなく感じました。ここは青少年活動のひとつの拠点だと考えていたのは、僕の誤解なのですか。

 いきなりの冷たい待遇にもめげず、そんな説明は聞き流して、子どもたちは実にのびのびと夏を楽しんでいました。来年もきたいなあと言っている中高生もいました。そんな彼らのためにも、センター職員の質の向上が望まれます。帰り際、みんなで「お世話になりました。」とごあいさつしてもどってきました。さて来年は???