江〜姫たちの戦国〜①

日時 平成23年7月26日(火)13時30分〜
場所 西宮市立中央公民館
講師 霜澤 喜代子 (西宮市立西宮東高等学校 教論)
今年のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」ちなんでの
歴史講座に行ってまいりました。
 この物語のストーリーはほとんどの方々がよく知っている
事柄であるが、おおまかな流れは下記の通りです。
①三姉妹の誕生で「茶々・初」の生年月日は不詳で「江」は
 生年月日は明確だが名前は「於江予の君」「小督」とかでどの名が正しいかは確定できない、なお没後に送られた「崇源院」が一般的である。②浅井氏の滅亡③お市の再婚④お市と勝家の死⑤江の結婚と離別・・・佐治一成(従兄弟同士)は伊勢湾海上交通を掌握する水軍を率いており、戦略上重要な位置にあり秀吉としては、織田、徳川連合軍に楔をうつ政略結婚であったが期待に反して連合軍に味方したことにより離縁させられた。⑥初の結婚・・・京極高次に嫁いだ。京極氏は佐々木源氏の流れを汲む名家で秀吉・家康(秀忠)などとは格段に家格は違う。⑦「淀殿」となった茶々⑧豊臣家の後継者問題・・秀次と秀勝⑨江の再婚・・二回目の結婚時期は明確ではないが豊臣秀勝と結婚するもまもなく朝鮮出兵後秀勝は病死する。⑩秀頼の誕生と秀次の死
以上のとおりであるが、講師の弁舌爽やかな話術にときおり混じる関西弁がユーモアとなり、話の合間に講師の幅広い知識を織り込んだ2時間の講演はあっと云い間に終わりました。次回は8月2日から残りを引き続き行われます。時間がありましたら是非参加されてはどうでしょうか。