米粉を使った料理や加工品を開発していこうとしています。

丹波ふるさとネットは
これから米粉を使った料理や加工品を開発していこうとしています。

以前に米粉パンを扱っていた時、お客様に大変に喜んでいたいただきました。

まだ当時は100%の米粉ではなかったので、販売の際、小麦アレルギーのお子様には必ず小麦グルテンが入っていることを告げていました。

小麦アレルギーの方が大変に多いことがわかり、その時の体験がこの度の100%の米粉加工商品の開発の原動力です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
写真はピクルス用の野菜のあまりを使った朝食メニューです。休日も朝早く大阪に出かけることが多かったのですがゆっくりと久しぶりにいただきました。

ちょうど日本テレビの満天青空レストランのやなもりさんの番組に出合いました。とてもこだわり農家さんで有名な方です。箇条書きに記しておきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夏野菜スペシャル

大阪府箕面市にあるやなもり農園は、こだわった野菜を作っていて、登録会員向けに販

夏野菜スペシャル
アイスクリームとうもろこし
やなもり農園で栽培されているアイスクリームとうもろこしは、生で食べることができる。アイスクリームとうもろこしを収穫したところ、茎から大量の水が出た。アイスクリームとうもろこしを生で食べると、甘い味がある。

夏野菜スペシャル
驚きの栽培法!
やなもり農園では、10種類以上の肥料をブレンドして使っていて、肥料によって野菜の味を変えることができるという。やなもり農園では、ザ・ガーデンプレイス・蘇州園など関西地区のレストランに、主に野菜を卸している。

夏野菜スペシャル
こどもピーマンの肉詰め
やなもり農園で栽培されているこどもピーマンは甘く、生でも食べられる。こどもピーマンを使用した肉詰めを、レストラン「ミーザン プラス」の料理人が調理した。

夏野菜スペシャル
ズッキーニ
やなもり農園では、100種類以上のズッキーニを試験栽培している。やなもり農園の畑で収穫したズッキーニを生で食べたところ、甘かった。

夏野菜スペシャル
ズッキーニ料理
ツートンズッキーニのステーキとズッキーマンの天ぷらを調理し、試食した。

夏野菜スペシャル
フランスの家庭料理 ラタトゥーユ
フランスの家庭料理であるラタトゥーユを調理し、試食した。

夏野菜スペシャル
超貴重!爆弾トマト!
劣悪な条件で育てたトマトは甘くなるというのが農家の常識だが、やなもり農園では水をほとんど与えないなど、ほとんど枯れてしまう条件下でトマトを栽培している。

夏野菜スペシャル
超貴重!爆弾トマト!
やなもり農園で、劣悪な条件下で栽培されたトマトを生で試食したところ、驚くほど甘かった。

夏野菜スペシャル
乾杯メニュー 夏野菜のエスニックチャーハン
やなもり農園で収穫された野菜を使って、夏野菜のエスニックチャーハンを調理して試食した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて米粉の続きです。
①独特の食感
小麦よりもモチっとした食感になります。クッキーやパンも例外ではなく、米粉をつかえば米粉専門店などで売られているようなモチっとしたパンの食感を家庭でも簡単に作ることができます。

サンヨーのゴパンを引用します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
米から米粉パンが作れる“世界初”のホームベーカリー。同社では、圧力式の炊飯器や米粉パンが焼けるホームベーカリーをそれぞれ業界に先駆けて発売するなど、米に関する製品に注力してきた。その一方で、米の消費量、自給率は共に年々低下しているという。日本は先進国の中でも自給率が41%(平成20年度)と低く、食料自給率を上げるためにも米の消費拡大は重要な取り組みの1つだという。

 中でも米粉を使ったパンは、欧風化した現在の食生活にマッチしやすいとの理由で注目を浴びている。これまでのホームベーカリーは、米粉を使って米粉パンを焼いていたが、米粉は小麦より材料費が割高、流通ルートが限定的であるという点が課題となっていた。同社では、これらの問題を解決するために、米から米粉パンを作れるホームベーカリー「ゴパン」を新たに開発した。

三洋電機では、圧力IH炊飯器「おどり炊き」など米に関する製品に注力してきた 米の消費率、自給率は年々下がっているという これまでのホームベーカリーは米粉からパンを作っていたが、米粉は割高、手に入りにくいなどの問題があった

製品本体。左からプレミアムホワイト、プレミアムレッド 本体上部の操作パネル ふたを開けたところ

本体側面 米粉パン用のパンケース ふたにはドライイーストとグルテンを自動投入するケースを設置するスペースが設けられている

 米は硬く、細かく粉砕するのが難しいため、パン作りに適した米粉を作るには、通常、大型の製粉設備が必要だった。ゴパンでは、米から米粉パンを作るために、米を粉ではなくペースト状にする機構を新たに開発。米を洗米し、水に浸してからミルで粉砕、ペースト状にしてから生地をこねあげるという。

 この機構を実現させるために、本体には粉砕用のモーターとこね用のモーターを2台搭載、1つの軸でそれぞれを逆回転させる「正逆回転機構」を採用する。これはミル羽根とこね羽根が逆回転しながら、工程を進めるというもので、これによりお米の切削と生地のこね段階の全自動化が実現したという。

米から米粉パンを作るために同社では、米粉ペースト製法と正逆回転モーター機構を新たに開発した 固い米を粉にするのは家庭用のホームベーカリーでは難しかったため発想を変えて、粉ではなくてペースト状にすることを思いついたという 正逆回転モーターは1つの軸で2つのモーターが逆方向に回転する

本体カットモデル。パンケースの下部分に正逆回転モーターが搭載されている 正逆回転モーターの上部。軸の横に付いている羽根根で、生地をこねる 下部分には、米を粉砕するミルが搭載されている

 米粉パンの作り方は、まず米をごはんを炊く時と同様に洗い、水と一緒に本体にセットする。その上から砂糖、塩、ショートニングを入れ、本体上部の自動投入ケースにグルテンとドライイーストをセットしてスタートボタンを押す。1斤の米粉パンを焼くのにかかる時間は3時間58分。

米粉パンを作る時の材料。米は普通のごはんと炊く時と同じように、洗米し水に浸ける まずはミルが、水と米を切削し細かくしていく その後上のこね羽根根で生地を撹拌する

生地が固まってきたら、後は通常のパンと同じ様に発酵段階に入る 焼きあがり

 運転コースとしては、小麦アレルギー対策としてグルテンの代わりに上新粉を使用する「小麦ゼロコース」を搭載するほか、雑穀米、玄米の米粉パンが作れるコースも搭載。また、小麦を使った「小麦パン」「天然酵母パン」「バターロール」にも対応するほか、もちコース、うどん・パスタの生地を作れるコースなど全22種類のコースを用意する。

 使う米の種類は特に指定されていない。写真は左から、黒米、タイ米、イタリア米で作った米粉パン 玄米や雑穀米にも対応する。左から玄米、雑穀、赤米 日本のコシヒカリで作った米粉パン。左から鳥取産コシヒカリ、新潟産コシヒカリ、小麦ゼロコースで作った米粉パン

 同社では、米から米粉パンを作るメリットとして、経済的、ヘルシー、米の消費量増加による自給率の向上などを挙げる。経済的である理由としては、材料費が米粉を使った場合より抑えられる点を挙げる。米粉を使った場合の米粉パンの材料費は1斤約336円であるのに対し、ゴパンでは約148円だとする。

 また、小麦パン300g当たりのカロリーが約861kcalであるのに対し、米粉パンは約780kcalでカロリーが少なく、水分含有率が高いため、腹もちが良いという。さらに、米はどこの家庭にもあるため、材料を揃える手間が少なく、和食のおかずにも合うため、日々の食事に取り入れやすいという利点も挙げる。

 米を使った米粉パンを食べる人が増えることで米の消費量が増加し、食料自給率の向上につながるという 小麦のパンに比べ、カロリーが少なく、水分含有率が高いため腹もちが良いというメリットもあるという 和食のおかずに合うというメリットも挙げる。写真はひじき炒めを米粉パンの上にのせたもの

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

②アミノ酸が豊富です

人間に必要なアミノ酸がバランスよく含まれています。
米型の食生活は、たんぱく質、脂肪、炭水化物のバランスがとてもよく、欧米でも評価されています。
しかしながら、米の消費の減少とともに、脂肪・炭水化物の割合が大きくなっています。
米食を増やして、栄養バランスにも気をつけたいところです。

③ヘルシー
米粉は小麦にくらべて油の吸収が悪いので、油をつかう料理で小麦粉を米粉にするとカロリーを抑え、ヘルシーにいただくことができます。

④アレルギー対策ほとんどの麺類には小麦粉類が使われていますが、米粉めんならばアレルギーを持った方でも麺類を食べることができます。
他の料理も同様で、小麦粉アレルギーの方にとっては米粉はいままで食べることができなかった料理を食べられる、救世主となる可能性を持っているのです。

・エコに貢献

フードマイレージという言葉、ご存知でしょうか?
フードマイレージとは、食材が運ばれる距離×運ばれた食材の量で計算される値のことです。
この値が高いほど、輸送時の二酸化炭素排出量が多いということです。
小麦を輸入に頼っている日本にとって、小麦の代用として米粉が普及すれば、フードマイレージをぐっと抑えることができ、結果的にエコになるのです。

・食料自給率に貢献
日本の食糧自給率が低い要因に4大穀物の米以外(小麦、トウモロコシ、大豆)を輸入に頼っていることがあげられます。
小麦の代用として米粉を使うことで食料自給率がUPし、食料の安定供給につながることになるのです。