現在、私達は松尾湿原の周辺の常緑樹の伐採を主体とする保全管理活動に取り組んでいますが、この湿原に生育している植物について殆ど観察していません。今後は湿原に生育している植物の状態(植生)について観察する必要があると思っています。
このためには、近隣の他の湿原がどのようになっているかも知っておく必要があり、自然保護協会の足立先生の案内により5月11日絶好の観察日和の下で、首題二箇所の湿原を見学しました。
参加者;小川、西村、山本信、山崎、山本智、小宮、川本
右の写真は甲山自然の家の入り口の標識です。
甲山湿原も最近周辺の常緑樹の伐採を実施されていますが、伐採したものを運び出すことが大変なようでそのまま山積されていました。
甲山湿原の見学開始
甲山湿原は、松尾湿原と同じようになだらかな斜面に存在していますが全般に面積は広く、この周辺に4〜5箇所点在しています。
甲山湿原の標識
湿原は鋼製のフェンスで囲まれています
入り口の扉は施錠されています。、足立先生の案内で鍵を開けて中に入ることになりました。
小規模な湿原
松尾湿原よりも小規模な湿原もあり、この場所は自由に接近することが出来ました。