甲山湿原に続いて丸山湿原の見学
甲山湿原の観察を終え、車で一旦少年自然の家まで行き、おいしい”うどんの”昼食を取り、足立先生から、標本作りを教えていただきました。休憩後丸山湿原へ向かいました。ここから自然の家の石井代表も参加されました。
丸山湿原は宝塚市少年自然の家から車で15分程度、そして車を降りて山の小道を20分ばかり歩いて到着です。以前行ったときより、ずいぶん道が変わっていました。きれいに整備されていて、びっくりです。(%ショック女%)
丸太の柵で囲まれている丸山湿原
第一印象、松尾湿原に比較してはるかに広い、そしてほぼ平らな状態、筆者には”これは湿原”らしく見えました。
湿原の周囲は、未だ真新しい材木の柵で囲まれ、この柵に沿って見学道路が作られていました。ところどころに木製のベンチもありました。そして湿原を取り囲んでいる山林の常緑樹は約10メートルの幅で切り倒されていました。しかし、これらは運び出すことはされずに、そのままあちこちに山積みされ時間とともに朽ちていくのを待っています。
丸山湿原をここまで整備するには相当の費用を要したことでしょう。しかし、まだまだ、この仕事は続くでしょう・・・・・。
私たち宝塚エコネットは、”こじんまりとした松尾湿原”に取り組んでおり ヨカッタ・・・ 。
モニタリング
丸山湿原の植生調査(モニタリング)対象範囲を写真のように数箇所設定してありました。
私たちが取り組む松尾湿原の植生調査については5月24日に専門の講師からこの手法を学ぶことにしています。たくさんの参加者をお待ちしています。
モウセンゴケ
丸山湿原でも甲山湿原でもモウセンゴケがあちこち見かけました。西村さん撮影
湿原のような土地の栄養分が無いところで生育する食虫植物です。 初めて触ってみました。ちょっと、ベタベタしていました。
丸山湿原には、サギ草が一面に咲くそうです。また、ハッチョウトンボもたくさん、飛ぶそうです。その季節にぜひ行ってみたいです。(%笑う男%)(%笑う女%)