◇◆だからまず生活支援、その次に就労支援◆◇
このふたつは同時に行うべきではないと考えます。
生活支援が最終段階に近づいてきたら、
それでは就労支援も一緒にしましょうか、
というペースの方が良いかと思うのですね。
松尾は現在アルバイトをしています。
月に10万円弱の収入があります。
ですが、お前も生活支援も受けるべきだろ、
と思う方も多くいるかと思います。
そうですね。確かに松尾は生活支援を受けるべき、
ほど、家事能力や生活力には乏しいものがあるパーソンです。
松尾が完全(自室)ひきこもりだった頃は、約15年前、
そこから約7年間、社会的ひきこもり生活を過ごし、
通信制高校に通い、卒業前からアルバイトを始めました。
今、履歴を話していますが、
それはもうひきこもり生活脱却からだいぶ経過している、
ということなんです。確かに社会適応能力が有る、かと言えば
そうではない部分が多々あるかと思います。
ですが、自分を社会に適応させていく中で、
自分の味方になってくださる方(キーパーソン)も
幾名もつくりあげてきた。それは意図的にではなく、
いろいろとトラブルもある中で、相手にも松尾の事をご理解いただき、
もちろん自分も適応するために努力をして、
時間をかけ良い人間関係をつくってきた。
それは数か月前まで、社会的なりひきこもりだったパーソンが
持ち合わせているものではないのですね。
ご家族であれ、支援者であれ、それぞれの方には
『味方』っているのだと思います。
松尾の味方は松尾に社会参加を直接的に促してくれる、
そして金銭的対価までくれる、松尾の持つ能力を理解してくれている、
松尾の長所や短所もわかってくださっている
松尾にとってはまさに「かけがえのない財産」なのですね。
これは、一朝一夕では出来ない関係です。
だから、それを持たないひきこもり・ニート的パーソンは、
生活力がないのであれば、
生活支援から始めるべきなのではという考え方なのですね。
(民間の)居場所という機関が、その生活支援を行う、
福祉的機関でも良いかと思います。
ですが、福祉的機関を利用しないパーソンであれば、
居場所を利用する、そこで生活支援を受け、
家事や基本的生活スキル→何かを作業する、家内大工も必要ですよね。
ハンコを押したり、書類を書いたり、家に来る訪問者への対応もあります。
他にも、毎日規則正しく生活する、睡眠、歯磨き、お風呂、
なぜそんなことを言うのか→体調に直に響いてくるからなのですね。
ところで、松尾は最近(今ごろになってですが…)、
「ぐーてん」で自分がひきこもりだったことを開示しました。
スタッフ間ではすでに行っていたことですが、
雇用スタッフ(メンバー的スタッフのことです)には
お伝えしてはいませんでした。ですが、もう伝えたので
これで自分の立ち位置がわかりやすくなった気がします。
松尾も生活スキルを学ぶ身です。
今日は、洗濯はしませんでしたが、昼食のチャーハンを料理しました。
食器洗いは朝昼としました。
明日は洗濯と掃除も少ししようかなと思います。
出来ることを出来るペースで行えればと思います。
生活力と経済力、そして恋愛力はヒッキーにとって
長いスパンでのテーマになりそうですね(^v^)
生活支援を受け、ある程度、身についたならば、
その次は就労支援ですね。
この件に関してはまた別の機会にて、お話させて頂ければと思います。
生活支援についてもまた別のお話ができればと思います◎