<失敗からまなぶ 講座終了しました>

8月30日の14時から、表題の講座がありました。
話し手は医療事故で配偶者を亡くされた後に、事故の起きた病院で
患者と医療をつないだ相談員をしておられる北田淳子さんです。
当時の思いや、お子さんとのいまに至るまでの生活などを語っていただきました。

また現在大学2回生で、精神保健福祉士をめざすお嬢さんは、お父さんが病気になられたのが小学生だったこと。
そしてその後、お父さんが亡くなられた後に自分が不登校をした体験など、
いろいろ気持ちを語っていただきました。

お嬢さんの「お母さんには感謝する……」の言葉には、参加した親の立場である私たちは、涙して聞きいりました。

参加者には福祉の実習生、お手伝いの中学生また受付を手伝いに来てくれたけれど、ちょっと早めに帰った若者たち……。
こじんまりした集まりだから話せる雰囲気もあったと思います。

親・子の立場は違うと、思いや感じ方は違います。

当会がいつも発信することは「あきらめない、信じて、許して、待つ」 
それには、愛情が根底にあってのことです。
そんな思いを再確認させていただいた講座でした。
北田親子さん、遠路はるばる宝塚までありがとう!!

講演の後には『笑いは遺伝子スイッチオン!』として、<ブレーメンの音楽隊>の
からくり布シアターを、しみずまゆこさんが演じてくださいました。
大笑いを最後にできた、夏休みのひとときでした。