◇◆思考錯誤するトレーニング、悩み抜くパーソン
地道な努力、最後に考え抜かれた言動◆◇
久しぶりに、スポーツの話題で進めますね。
先日(2日:金)にサッカーW杯アジア3次予選
「日本代表対北朝鮮代表戦」がありました。
すごい試合でしたね。
日本は攻めに攻めるもなかなか得点できず、
後半ロスタイムにやっと北朝鮮ゴールマウスをこじ開けました。
ザック監督の試合後のコメントが効いていましたね。
あらゆる立場の人間に配慮されたコメントでした。
一緒に考える人がいるのかもしれませんが、
本当にすばらしいコメントでした★
ところで、日本代表はいつの間にか
強豪チームの仲間入りを果たしていますね。
以前なら同じアジアエリアでの強豪国オーストラリアに
敵わないところがありましたが、今では対等なライバルですよね。
日本はいつからこんなに強くなったんだろう、
と思われる方も多くいるのでしょうね。
以前、このブログにて、
「ローマのような仕事は下積み経験をしてこそ出来る」
というようなことを申し上げたことがあります。
現在の日本代表がまさしくそうではないでしょうか。
幾名かの救世主がいるような報道のされ方もありますが、
じっさいには救世主の力ではなく(もちろんザック監督の力でもなく)、
個々の選手たちの地道な努力の末に現在の強さがあるのですよね。
何でもかんでも「サムライブルー」や「なでしこJAPAN」に
あやかるのもNGだと思いますが、かれらに共通するものは
努力であり、積んできたものが活かされ結果として出ている
それらが人々の心を打つのだなあと思えるのですね。
人にはトライしなければならない時って必ずあって、
そのチャンスを活かすもどうするもその人次第ですよね。
まあ、体調が悪いのであれば、
仕方がない—今回は見送るわけですが、
そうでなければ、こんなこと出来るかなと臆するのであれば
チャレンジしない手段はないですよね。
どういうことを言いたいかというと、
ヒッキー系の社会的にハンデがあるパーソンは
もし、ひとつの事業所なり会社でコツコツとやってきて、
チャンスをもらえたら、ウツ気味であっても
がんばる部分はそうする方が良いのではと考えるのですね。
鬱の苦しみはお前もよく知っているはずだろ
というご意見、よくわかります。
なので、この場合は、症状が良好な場合です。
無理をすれば、また悪くなることだってあるだろ
というご意見もよくわかります。
ですが、トライできるチャンスは僕たちヒッキー系には
そうは訪れないというシビアな現実があります。
それからひとつ強みが。
ヒッキー系にチャンスをくれる組織であれば
ひきこもり云々にある程度は理解があると思うのですね。
(もちろん、そうではないケースもあり得ますが…。)
なので、上司なり事業所に自分のことをよく話しておく
クローズで組織に入っていたとしても、
そこまで任される関係になっているのであるのなら、
信頼できる上司(だけ)には話しておくという
選択肢はいかがでしょうか…?
「したたかであれ、人たちよ」
僕はそう思います。
べつに他人をだますとか、人を蹴落とすとか、
そういう意味では決して無いです。
そんなことをしても自責の念に悩まされたり、
後々で何かしらの報いを受けることになるかと思うのですね。
ではどういうことか。
それはしたたかに自分のライフプランニングをするということです。
計画性を持ち、自己の人生を演出するということなんです。
ここでサッカー日本代表選手の面々を挙げたいと思います。
かれらはしたたかだと僕は捉えています。
悪い意味で言っているのではありません。
ただかれらはとても良い意味でしたたかなのですね。
自分がどうすればよいのか、どのようにすれば効果的か
理解していて、じっさいに行動している
だからしたたかなんです。
それで良いのですね。
あるヨーロッパのサッカージャーナリストが
このような内容で記事を書いたそうです。
「最近の日本の(国際的に活躍している)若いプレイヤーは
まじめでマナーも良く、かしこい」と。
このジャーナリストにすべてがわかっているのかは知りませんが
少なくともこのジャーナリストより
”日本のかれら”の方がしたたかに思えるのは僕だけでしょうか…?
かれらのしたたかさは、見ていてとってもユニークなものです。
好感が持てるのですね。嫌味ではけっしてないのです。
それも大きな理由のひとつで、かつてないほど、
サッカー日本代表の、いえ、「サッカー」の大ファンになっています。
もちろん、今夜の「ウズベキスタン対日本戦」もテレビ観戦しますし、
これからもかれらの言動をウォッチングしていきたいと思います◎